「ポールトレーラー」の版間の差分

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になる。この連結部は切り離しできず、荷物を降ろすことが切り離すことになる。フルトラクタと同じ連結器のピントルフックは、積載時にはステアリングのために伸縮するドローバーと連結するので、前後荷重はかからない。回送時にはフルトラクタと同様これで直接牽引していく。2つの連結器を備えるところが、ほかのトラクタと大きく異なる部分。
===トレーラー部分===
車両中央に積載物を受け止める為の[[ターンテーブル]]が装備され、車軸前方には多くは伸縮式のけん引パイプ(ステアリングドローバーを持つ。このドローバーけん引パイプをポールトラクタ後部の連結ピン差し込み式のけん引フック(ピントルフック式もある)に接続することで、台車を逆位相させて外側に走らせ、内輪差を減少させている。内輪差の抑制具合は、トラクタのオーバーハング長、トレーラーのステアリングドローバーの長さで決まる。トラクタのオーバーハング長よりも、トレーラーのステアリングドローバーを短くするとオーバーステアとなり、ポールトレーラーが外側車線にはみ出すことになる。加えて積載物のオーバーハングを長くとってしまうと、積載物が大きく対向車線にはみ出す場合がある。ターンテーブルの固定位置が走行中の安全を大きく左右する。
 
ステアリングドローバーが届かない場合は、トレーラーのターンテーブルの回転を固定し、ドローバーを積載物にぶら下げ固定して対応することもある。