削除された内容 追加された内容
謫士 (会話 | 投稿記録)
m 日程の詳細を明確化
謫士 (会話 | 投稿記録)
13行目:
今日、一般に鷺舞といえば、津和野の鷺舞を指すことが多い。
===日程、行程===
 津和野の鷺舞が奉納されるのは弥栄神社の例祭「祇園御神事」に倣って、伝統的には毎年7月20日と7月27日に決められており、鷺舞の行事は「頭屋」と呼ばれる者が行事の一切を執り行うしきたり(これを当屋制という)となっている。頭屋(とうや)は舞いを奉納する主役であり、これに舞いを演じる舞方他、お囃子のための楽器をかき鳴らす囃方、唄を唄う唄方、行列を守護する警固など20人で行列を構成し、祭礼を引き立てる。彼らも頭屋に含まれ、区別するために鷺舞頭屋と呼ばれることがある。<br/>
 
 まず、頭屋が八坂神社の神木に[[注連縄]]を奉納した後に、20日の未明に頭屋がふれ太鼓を叩きながら「頭屋におじゃれや、ふれ太鼓をたたかしょう」と大声で呼び歩くことで祭りはスタートする。<br/>
 後に頭屋と鷺舞頭屋が頭屋屋敷と呼ばれる場所(現在は町民センターが該当し、御旅所と称する)に集合し、祭壇の前で儀式を執り行う。儀式が終わると祭りは本番を迎え、弥栄神社に舞いを奉納して神輿を迎えに行ってから、神輿を先頭に鷺を筆頭とする舞方、囃方などを連れた行列が、町内各所で舞を奉納しながら市街を練り歩く。そして、最後に頭屋で舞いを終えると鷺は一旦御旅所に帰り、渡御を終える。<br/>
23 ⟶ 24行目:
 
また、この鷺舞に関連して6月30日には弥栄神社にて[[茅の輪くぐり]]が行われ、その後、頭屋によって今年の鷺舞における日程などが打ち合わせられる。
 
 
=== 行列の構成===