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格はcase
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'''格'''('''かく''')とは、[[名詞]]ないし名詞相当語句が文の中で他の要素と結ぶ文法上の関係、または関係の標示のことをいう。名詞自体が格の違いによって[[格変化]]をしたり、名詞に伴う[[形容詞]]、[[冠詞]]が格変化をすることによって表示する言語と、日本語のように[[格助詞]]によって格を表現する言語、直接には格が表記されず、[[語順]]などによって表現する言語とがある。広義には意味的な関係と同義に捉えられる場合もあるが、狭義には意味を除いた純粋に文法的なマーカーと捉えられる。
 
「太郎が犬に水を与える」という文において、「太郎が」は[[主格]]、「犬に」は[[与格]]、「水を」は[[対格]]などと名付けられる。
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* [[格変化]]
 
* [[主格]]([[ドイツ語]]では[[1格]]
* [[呼格]]
* [[属格]](ドイツ語では[[2格]]、[[スラヴ語]]では[[生格]]
* [[与格]](ドイツ語では[[3格]]
* [[対格]](ドイツ語では[[4格]]
* [[奪格]]
* [[具格]](スラヴ語では[[造格]]
* [[地格]](スラヴ語では[[前置格]]
* [[能格]]