「煎じ薬」の版間の差分

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== 概説 ==
[[漢方薬術]]のことを別名「湯液」というほどで、漢方薬の八割程度は、煎じ薬の形をしている。[[葛根湯]]や[[桂枝湯]]など、「湯」とつく薬や、「飲」や「煎」とつく薬は煎じ薬である。漢方薬にはほかに、「丸」のつく丸薬、「散」がつく[[散剤|粉薬]]、「膏」がつく[[軟膏|塗り薬]]、「雪」といって、口に含ませると自然に溶けて吸収されるものなどがある。
 
近年は錠剤または顆粒状の[[エキス]]剤が用いられることが多くなったが、あえて煎じ薬を用いる頑固親父型の漢方医も多い。これは、漢方薬においては、経口で摂取した薬効成分だけではなく、煎じているときの、強烈なにおいや、苦みや渋みが複雑に混ざった味も、効き目の一つとされていることによる。
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まず土瓶を用意する。ない場合、家庭に普及しているアルマイトやステンレス、ほうろうなどのやかんでもよいが、銅や鉄製のものは生薬成分が変質するおそれがあるため使用してはならない。その中に水を三合と薬を入れ、やや強めの火で沸騰させ、その後は弱火にして、薬液が半分(一合五勺)になるまで煮る。できあがったら、すぐにかすを濾して別の入れ物に保管し、ぬるま湯程度の暖かさのものを食間に飲むようにする。
 
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