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'''反芻'''(はんすう、rumination)は、ある種の[[哺乳類]]が行う[[食物]]の摂取方法。まず食物(通常は[[植物]])を[[口]]で[[咀嚼]]し、反芻[[胃]]に送って部分的に[[消化]]した後、再び口に戻して咀嚼する、という過程を繰り返すことで食物を[[消化]]する。
反芻を行う動物を'''反芻動物'''(Ruminant)といい、[[ウシ]]・[[ヤギ]]・[[ヒツジ]]・[[キリン]]・[[バイソン]]・[[シカ]]・[[ヌー]]・[[アンテロープ]](以上は[[反芻亜目]])・[[ラクダ]]・[[リャマ|ラマ]]([[ラクダ亜目]])が含まれる。これらはいずれも[[偶蹄目]]である。
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砕かれて液状になった繊維質は第三胃に送られ、水分を除去された後に第四胃に移る。第四胃は人間の胃と同じような働きを持っていて、食物を[[消化]]し[[小腸]]に送る。小腸では消化された食物から[[栄養]]を吸収する。
共生細菌によって作られたグルコースはほとんどが
[[ユダヤ教]]の[[コーシェル]]([[:en:Kashrut]]、食事に関する規定)では、食べても良い陸棲動物は「反芻するもの」に限られている。
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