「アラブ種」の版間の差分

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[[サラブレッド]]よりは小柄で華奢な体躯で、速力もサラブレッドには劣る<ref>Nielsen BD, Turner KK, Ventura BA, Woodward AD, O'Connor CI. "Racing speeds of quarter horses, thoroughbreds and Arabians." ''Equine Vet J Suppl.'' 2006 Aug;(36):128-32.</ref>が、耐候性、耐久性に優れる。
 
その成立ははっきりしないが、[[アラビア半島]]の[[遊牧民]]、[[ベドウィン]]により、厳格な血統管理の元に改良が進められ、品種として確立した。伝承によるとケヒレット・エル・アジュズ(「老婦人の牝馬」の意)という牝馬がアラブ種の根幹牝馬である
 
[[サラブレッド]]はこのアラブを元に[[イギリス]]やその他の在来馬と掛け合わせて作られた品種であり、[[三大始祖]]は全てアラブ種かそれに類するターク、バルブ種である。特に[[ダーレイアラビアン]]は[[ジェネラルスタッドブック]]において純粋なアラブとされている。また、サラブレッド成立後、主に[[フランス]]でこのアラブとサラブレッドを掛け合わせて作られたのが[[アングロアラブ]]である。日本ではサラブレッドと共にこのアングロアラブも[[競走馬]]として多く用いられ、生産も盛んであった一方、アラブ自体はあまり普及しなかったため、日本でアラブといえば一般的にアングロアラブのことを指し、アラブは「純血」アラブと言わないと通じないことがある。