「レフ板」の版間の差分

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本来の用途とは異なるが、[[レンズフレア|フレア]]やゴーストを引き起こす有害光を遮るためにカメラにかざす使用法もある。'''ハレ切り'''とも呼ばれる。
 
野外での人物[[ポートレイト]]撮影を行う際の一般的な使用方法としては、[[逆光]]の状態になるよう被写体を太陽を背にして立たせ、後方からの光線を前方で反射させて、顔及び前面を照らす。これにより順光状態で発生する強い陰影を防ぐことが出来る。
更に瞳に映り込むレフ板が'''キャッチライト'''となり、表情が活き活きとしてみえる効果もある。なおレフ板の形状がそのままキャッチライトの形となるため、それにより撮影された映像の印象が異なる。
 
反射面の色の選択は、光線状態や撮影意図によって行う。反射率の高い銀色系は曇天時の集光に役立つ反面、晴天時では強すぎ、映像的にはコントラストが強くなり、またモデルにとっては眩しくなる瞳孔が縮まってしまう。その際は反射率の低い白色系を用い、低コントラストの柔らかい光線とするのが良いとされる。
森林など周りからの照り返し光の影響で緑色の'''色かぶり'''が起きることがあるが、それを打ち消すために金系を用いるテクニックもある。