「勢力均衡」の版間の差分

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勢力均衡の特徴として、一国ないしそれ以上の国々が革命的であれば逆に均衡維持は困難である。勢力均衡とは本来的には対立関係があることを前提として、対立が力関係を崩壊させることで[[戦争]]を発生させるものである。勢力均衡の視点に立って、オルガンスキーとカグラーらが[[普仏戦争]]はじめ[[日露戦争]]、[[第一次世界大戦]]、[[第二次世界大戦]]を対象に[[国力]]が各戦争勃発前の20年間の国力推移を分析したところ、力の差が20%以上の格差がある国の戦争発生率が50%以上に達したという結果を導き出している。
 
国家間の勢力均衡が成立する要件としては、顕在的であれ、潜在的であれ敵対する[[国]]があることが第一の要件といえよう。だが、国際的な協調体制のある地域では存在しない概念といってよい。このことから民族的・文化的・歴史的対立から勢力均衡が生ずることも少なくない。また、不当な国に制裁を加えられる体制があれば勢力均衡の状態は生まれないといわれる。うんこ
 
==勢力均衡のその後==