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天候と健康
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==天候と健康==
[[立正大学]]地球環境科学部教授で[[日本生気象学会]]幹事の[[福岡義隆]]によれば、人間ひとりに対し空気の重さが人間ひとりあたり16tが常時かかっているため、気圧が1ヘクトパスカル上下するだけで、人体はプレッシャーの変動を大きく受ける。これは深海に住んでいるのと同様の条件である。このため気圧の変化が常に人体を圧迫している。特に幼児や高齢者、病弱な人にはかなりのダメージを与える。天候が体に与えるプレッシャーは目に見えないものの、相当あると考えられる。気温上昇に伴い血中濃度が高まり、脳血栓になりやすいというデータも存在する。医学的には充分な証明されていないが、病と気象との相関関係はすでに統計的に明らかになっている。福岡は[[2000年]]、小渕元総理大臣が[[脳梗塞]]で亡くなった原因の一つとして気象の急激な変化を上げている。小渕が倒れる前日から当日にかけ、5度から10度の気温の上下があり、かなりのストレスになったのではないかという。
 
==注==