「ニホンカモシカ」の版間の差分

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人獣共通感染症
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===糞塊===
カモシカの糞はシカの糞とほぼ同じ形で、楕円形である。野外において、この両者を見分けるのは簡単ではない。一つの目安はシカは糞を少数ずつ散布するが、カモシカは塊を作ることである。盛り上がった糞塊が作られていれば、カモシカの可能性が高い。これは、シカは歩きながら糞をするのに対してカモシカは立ち止まって糞をする傾向があるからである。[[森下正明]]は糞塊からカモシカの個体数を推定するモデルを造った
 
== 人獣共通感染症 ==
1981年12月から1983年3月までに捕獲されたニホンカモシカを対象とした抗体検査では、[[トキソプラズマ]](''Toxoplasma gondii'')、5種の[[レプトスピラ]]、[[オウム病クラミジア]](''Chlamydophila psittaci'')の抗体を保有する個体の存在が認められた<ref>鈴木順ほか2名 『野生のニホンカモシカにおける2,3の人畜共通伝染病の交代調査』「岐阜大学農学部研究報告」 49号 253-258頁 岐阜大学農学部 1984年 ISSN 0072-4513</ref>。
 
==保全の現状==