「橘ワタル」の版間の差分

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ナギとはいつも口喧嘩ばかりしているが、出来の悪い弟として気を掛けられている。普段はナギのことは「ワガママ勝手で自己中心的で漫画バカでガサツで女らしくない滅茶苦茶な奴」だと思っている。勉強の際など2人っきりでいるとたまにいい感じになるのでハヤテに心配されたこともある。これは、根が素直なので普段とのギャップで可愛いように思われるためであるが、結果的にハヤテが釘を刺した形となり、ナギは必死に弁解した。ダンジョンではナギが傷つくのを見たくないような描写があるが、ナギ自身は助けられたくないため、無理を言って断っている。
 
伊澄に好意を持っているが、自分の立場の情けなさで伊澄に振り向いてもらえないと思っている(ハヤテが自分のことを「甲斐性がない」というのとほぼ同じ)。また、自分の気持ちを伝えようとしないため周囲からは「ヘタレ」という評価が固まってしまっている。また、伊澄が聞いているのに気づかず、ナギに向かって「伊澄のことが好きなんだから!!」などと言ってしまった。冗談といって逃げたが、それに対して伊澄は「良かった」などと言われていることから、ほぼふられた状態におちいっている。その伊澄には、初めはナギのことを好きだと思われていたり、後にワタルにとって神出鬼没状態になったり、メイド趣味だと思われたり、さらに咲夜が好きで押し倒したとか思われたりと、散々である。もっとも、ナギとも本当は仲が良いし、サキも少し意識しているし、咲夜に冗談で魅惑され「バカ丸出しやな」と突っ込まれたり<ref>第10巻巻末おまけ漫画「ウソをウソと見抜けない人は…」より。</ref>しているため、全て完全に否定できない。ナギはマニアックすぎるために伊澄に相手にされないと感想を述べている。
その伊澄には、初めはナギのことを好きだと思われていたり、後にワタルにとって神出鬼没状態になったり、メイド趣味だと思われたり、さらに咲夜が好きで押し倒したとか思われたりと、散々である。もっとも、ナギとも本当は仲が良いし、サキも少し意識しているし、咲夜に冗談で魅惑され「バカ丸出しやな」と突っ込まれたり<ref>第10巻巻末おまけ漫画「ウソをウソと見抜けない人は…」より。</ref>しているため、全て完全に否定できない。
 
白皇学院は本来飛び級の枠3人で、ナギ、伊澄、咲夜が入るはずであったが、咲夜がワタルのことを考え辞退したことで入ることが出来た。このため、咲夜に対しては頭が全く上がらない(しかしおそらく彼女にその自覚は無い)。だが咲夜自身もワタルの持ち前の熱血性を評価しており、ラブコメ風のかなり良い雰囲気になったこともある。咲夜がワタルを慰めるシーンはハヤテが白皇の試験に不合格になったときマリアに慰められたシーンとポーズが完全に一致するためインスパイアあるいは定着した慰めポーズと見られるが、咲夜のスタイルと行動のため胸当てと言っても良い。咲夜に対して上記のように誘惑され心が揺れ動いたこともある。アニメ第51話で飛び級を譲られたことに対して赤面しながらお礼を言い、「咲夜のためにビックな男になる」とほぼ告白と思える発言をしていることなどから感謝以上の想いをもっていると思われる
咲夜に対して上記のように誘惑され心が揺れ動いたこともある。アニメ第51話で飛び級を譲られたことに対して赤面しながらお礼を言い、「咲夜のためにビックな男になる」とほぼ告白と思える発言をしていることなどから感謝以上の想いをもっていると思われる。
 
サキに好かれており傍から見れば非常に仲がいいが、ワタルは普段は好きかどうかと問われれば否定している。2002年4月頃<!--(サキの、3年のセリフから逆算した場合)-->まで、サキと一緒にお風呂に入っていた<ref>第17巻インタビューより。</ref>。ハヤテとナギが兄妹のような感じであるのと正反対で姉弟のようなイメージが強い。だが、サキのためには当たり前のように命を懸けられる。サキが見合いをした際は不機嫌になり、伊澄のことは放り投げたようにしたため、それまでワタルの本命は伊澄だと思っていたナギに微妙に呆れられた(アニメ第29話ではハヤテが「男の子の好きにはいろんな意味がある」と解釈している)。さらに、この際ハヤテが滅茶苦茶な読唇術の誤読をしたことで激怒し、サキをある程度意識するようにはなったりもした。だが、その後ワタルのメイド趣味が露見する形となりに関しては、元潔癖症なサキには自分からやろうとすると本能的に警戒されているが、逆に要求されると元来のマニアックぶりを発揮する。
 
ナギと違って交友関係が広いが、それはレンタルショップの店長を子供なのに務めているという異様な光景にみんな声をかけ、いつの間にか仲良くなってしまうため。本編ではあまりに普通すぎて描写が無いが、第7巻のおまけページにて西沢姉弟がどうやって知り合ったのかについて描写されている。歩に好きな人がいることは知っているが、ハヤテだとは知らない模様である。一樹とも交友があり、ナギのことをしばしば話していたが、どこが良いのか分からない様子である。ワタルにしてみれば弟のほうが姉よりマトモだという。