「泣く女」の版間の差分

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'''泣く女'''(なくおんな)は、[[パブロ・ピカソ]]が[[1937年]]に描いた[[抽象画]]。ピカソの友人、写真家であった[[ドラ・マール]]をモデルにした、有名な作品の一つ。
 
そもそも、ピカソの描いた泣く女青の時代に描かれたものである。だが、「青の時代」→「バラ色の時代」→「キュビスムの時代」という流れのはずなのに、一番初めの作風である青の時代のとき無意識に泣く女[[キュビスム]]技法で行っていたことになる。
 
ドラ・マールをモデルに描かれた作品にドラ・マールの肖像」という絵画に直接描かれた作品も』があるが、主にモデルとされているのはこの「泣く女」である。泣く女は100種類以上の種類を持つといわれるほど、作風が多い。
 
== 作風 ==
その作風は極めていろいろある。目玉が飛び出るほど泣く女。嘆き悲しむ泣く女。ハンカチを食いしばって泣く女。空に叫ぶかのように泣く女。だが、どれも青の時代に描かれたものなのに珍しく「青」「黒」に加えて「黄」「赤」「緑」「オレンジ」などの色も追加されている。これは、ピカソの「狂った波調」によるものと考えられる。
 
== ゲルニカに使用された泣く女 ==
ピカソの代表的な作品[[ゲルニカ (絵画)|ゲルニカ]]にも「泣く女」は登場している。ゲルニカ左下部にある兵士の上には「死んだ子供を抱きかかえてなく母親」がある。これも名称はちがっていれど、泣く女の影響である。死んだ子供は白目をむいて手も足も垂れ下がっている。それを抱きかかえる母親は泣きに泣いて天に向かって叫んでいるように思えるほどである。口の中から飛び出るように出ている舌がその証拠である。泣く女として書かれている「ゲルニカのための習作」は飛びだした目、鏃(やじり)の形をした鼻孔、そしてひどくとんがった舌が代表的。
 
== 外部リンク ==
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[[Category:絵画作品]]
{{Art-stub}}
 
[[en:The Weeping Woman]]
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