「鏡面ハイライト」の版間の差分

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==微小面==
 
''鏡面反射''という言葉は、光が光源から観察者に対して鏡のように、完全に反射することを意味する。鏡面反射は、光の入射方向と観察者の方向とのちょうど間に表面法線がある場合のみ見ることができる。光の入射方向と観察者の方向との角度は2等分されるため、このときの法線の向きは'''半角'''方向呼ばれる。つまり、光源の像が完全にくっきりと反射するので、鏡面反射する表面には鏡面ハイライトが現れることを示している。しかしながら、多くのつやあり物体に現れるのは、ぼやけた鏡面ハイライトである。
 
この現象は微小面の存在を仮定することで説明可能である。ここで、物体の表面が、完全になめらかではなく、多くの非常に小さな面から成っていて、それぞれが完全鏡面反射していると仮定する。微小面の法線となめらかな表面の法線との違いの度合いは、表面のなめらかさによって変わる。