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[[Image:Lloyd-lp-300.jpg|thumb|right|Lloyd LP 300LP300]]
[[Image:Lloyd LP400S 1955.jpg|thumb|right|Lloyd LP 400 S 1955LP400S(1955年)]]
[[Image:Borgward-Lloyd.jpg|thumb|right|Lloyd Alexander アレクサンダーTS]]
[[Image:MHV Lloyd LT600.jpg|thumb|right|Lloyd LT 600LT600]]
[[Image:Arabella de Luxe 02.jpg|thumb|right|Lloyd Arabella de Luxeアラベラデラックス]]
'''ロイド'''(''Lloyd'')は1908年に創業した'''"Norddeutsche Automobil und Motoren GmbH'''社"およびその後身が製造・販売した自動車のブランド名であリ、後にはメーカー名にもなった。同社は [[:en:Norddeutsche Lloyd|ロイド]]海運会社の子会社であり、工場はドイツ・[[ブレーメン]]に置かれた。英国に1936年から1951年まで存在した自動車メーカー・[[:en:Lloyd cars|Lloyd]]とは関係がない。
 
== 1908-1929年 ==
最初のロイドはKriéger電気自動車のライセンス生産であったが、1908年にはガソリンエンジン3685ccモデルも登場した。1914年、ロイド社は[[:en:Hansa (car)|ハンザ]]と合併、'''"Hansa-Lloyd Werke AG'''"となる。新会社が製造する乗用車の大半はハンザの名で売られ、ハンザ-ロイドの名が与えられたのは商用車だけであった。僅かな例外は6気筒4000ccのTreff ASと8気筒4600ccのTrumpf ASという二種類の高級乗用車で、これらはハンザ-ロイド名で販売された。1929年、カール・ボルグワルドが同社を買収すると、ロイドの名は一旦消滅する。
 
== 1950-1961年 ==
1950年、グループ内に'''"Lloyd Motoren Werke GmbH'''"が設立され、ロイドの名は超小型乗用車・商業車のブランドとして復活する。最初の製品「ロイドLP300」は木骨に布を張ったボディを持っていたが、1954年に「ロイドLP400」が登場するまでに、徐々にスチール製車体に切り替わっていく。ドイツの旧軽免許保持者(250cc以上の車は運転できない)向けの、ロイド250(11馬力)も作られた。
 
こうした小さく安いロイド車は[[第二次世界大戦]]に破れ、疲弊の極にあった当時の西ドイツ社会にはマッチしており、かつロイド各車は前輪駆動方式の採用などにより比較的快適性・信頼性が高かったことから人気を博し、1950年代には[[フォルクスワーゲン]]・[[オペル]]に次ぐ西ドイツ国内第3位の販売実績を記録した。LP400は日本にも[[安全自動車]]が総代理店となって数台が輸入され、[[鈴木自動車]]が最初に開発した1955年の[[スズキ・スズライト|スズライト]]の設計に大きな影響を与えた。
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主なロイド各車の生産台数は、300系が18,087台、400系109,878台、250系3,768台、600及びアレキサンダー系176,524台、アラベラ系47,549台である。
 
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