「攻撃的現実主義」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
12行目:
[[ジョン・ミアシャイマー]]は、この理論の主要な支持者である。
 
<!--人間性または個々の列強の特定の特徴に関してでない、-->攻撃的現実主義は、[[ハンス・モーゲンソウ|モーゲンソー]]の古典的リアリズムと異なり、国際社会の[[無政府]]状態が対立の原因とする構造理論である。他の[[ネオリアリズム]]の理論と対照的に、攻撃的現実主義は、自身の生存を目指す国家が現状の勢力均衡に満足できず、安全と生存のために覇権の最大化を目指すという考え方である。
 
ジョン・ミアシャイマーはこの視点を自著「大国政治の悲劇」へまとめている。
18行目:
* 将来にかけて、国家が生存に必要とする力の総量は予想することができない。
* それをもっとも担保しうるのは現在において[[覇権]]を握ることである。
* その結果、国家はの勢力がこの覇権にアクセスする可能性を排除しようと振舞う。
* 国家が生存に必要とする力の総量を現状で十分と判断したり、その見当を誤った国家は、覇権を握ることができない。
 
また、'''他の国家の意志が善意に基づくものではない'''と仮定して、国家は互いを恐れているものとみなしている。
 
国家は時に国家の以外の目標を掲げ、あるいは[[世界秩序]]を形成するために国際協力とイニシアティブに係わることがあるが、実際には常に国家自身の生存の要求はすべてに越す先される。
国家は[[世界秩序]]を形成するそのため際協力とイニシアティブ家の存続係わ対すことがあるが欲求すなわち国力、[[安全保障]]、生存対すかかわ欲求問題彼らの失敗につ国際的がる緊張を引き起こして、そのような試みは短命であるか失敗に終わっていると考える。
 
また、攻撃的現実主義は[[民主的平和論]]([[自由民主主義]]国家同士は軍事的衝突を起こさないという考え方)には否定的である。