「機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)」の版間の差分

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:[[東南アジア]]の島(一説には日本の[[長崎県]][[五島列島]]とも言われる)に住む元ジオン兵。ジオン公国軍の地球侵攻の折、自分の操縦するザクIIのマシンガンによる攻撃で意図せず子供達の親を殺してしまう。その後に親にすがって泣き叫ぶ子供達をも殺せと命じられたが、それに従えず軍を脱走。孤島にその子供達[[機動戦士ガンダムの登場人物 民間人#ロラン・チュアン|ロラン]]・[[機動戦士ガンダムの登場人物 民間人#タチ|タチ]]・[[機動戦士ガンダムの登場人物 民間人#クム|クム]]・[[機動戦士ガンダムの登場人物 民間人#チヨ|チヨ]]と一緒に住み、農作業に勤しみつつ面倒を見ていたが、その間も子供達の親を殺してしまったことで夜ごと悪夢にうなされ苦しんでいた。
:脱走時にザクを持ち出しており、作中ではそれを用いて島に近づく者は連邦・ジオンを問わず強制武装解除させていた。ザクの性能を遺憾なく引き出す巧みな操縦によりアムロの[[コア・ファイター]]が撃ったミサイルを投石で撃墜したり(このミサイルの爆発でコアファイターも不時着している)、火器を持たずに丸腰で、かつての味方だった追っ手のジオン兵が乗るザクに格闘戦を仕掛け、ザクマシンガンで動力パイプと肩のシールドに被弾しつつも正拳突きでコクピットを直撃、撃破するという見事な戦いぶりを演じている。その後、アムロはドアンの体に染み付いた戦いの匂いが追っ手を惹きつけていると言い、彼のザクがその元凶だとしてガンダムでザクを海に沈める。アムロのこの行動に子供達は怒りを露わにするが、彼自身は戦いから解放されたため、子供達をなだめアムロに感謝している。
:劇場版では削られ、北米向けTVシリーズビデオソフトでも未収録、また『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも採り上げられず(サイン会にて安彦良和は捨て回に過ぎないと語っている)、作画も低調とあって余り評価の高くない回ではあるが、一部で人気がある。
 
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