「フェムトセル」の版間の差分

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フェムトセルの配置はより広いネットワークの性能に重大な影響を及ぼし、またこれは展開を成功するために対処する主要問題の一つである。
 
フェムトセルの「下層ネットワーク」固有の周波数帯が無く、あるいはより広いネットワークの中で細心の注意を払った周波数帯計画が無ければ、フムトセルは酷い干渉問題を被る可能性が有るという問題が有る。例えば、マクロセル・ネットワークから家庭のフェムトセル・アクセス・ポイントへの切り替え(ハンドオーバー)で、考慮に入れなければならない規格に制限事項が定められている。例えば、(2Gおよび3G標準のための)RAN<ref>(Radio Access Network、無線アクセス・ネットワーク)</ref> ハンドオーバー・アルゴリズムには、携帯電話端末がどれだけ走査、測定、そして通過できるか、隣接セル・サイトの数(通常16)に制限が有る。さらに、単一周波数CDMAシステムが操作されている場合(マクロセル・ネットワークとフェムトセル・ネットワークが同じ周波数帯を利用する場所、典型的には一つの3G周波数帯だけを許可された多数の通信事業者による状況)、マクロセルとフェムトセルの電力制御アルゴリズムは干渉を起こす可能性が有る。<ref>[http://arxiv.org/abs/cs/0702132v7 "Uplink Capacity and Interference Avoidance for Two-Tier Femtocell Networks", Vikram Chandrasekhar and Jeffrey G. Andrews]</ref> 例えば、携帯電話端末がマクロセル装置の通話地域にいる間に、CDMAシステムに固有の遠近問題に対する電力制御の一部として、携帯電話端末がフェムトセルへの送信電力を増加する場合が挙げられる。マクロセルの場での高出力送信機は周波数が共有されるため結果として干渉者として働きをする。最後に、通話地域の問題が有る。高層の宿泊施設で、別の階に居るフェムトセルの利用者が他の利用者に干渉を起こす可能性が有る。この問題に対して幾つかの部分的な解決策が有るが、しかし主として干渉を防止する唯一の方法は、特にCDMAを展開するため、フェムトセルの通話地域に対して異なった周波数を使う事である。その部分的な解決策は、明らかに性能とのトレードオフが有るが、3G設定パラメータで利用可能なmode-2 fixed power optionを利用する事が含まれる。それは携帯電話端末の出力が増加する事と干渉を引き起こす事を防ぐ。
 
多くの製造供給元がこの問題に対処するための高度なアルゴリズムを開発したと報じられており、また通信事業者によるモデル化はこれが実行可能である事を示している{{要出典|date=2008年4月}}。そのため、現在実施されている試験はそれらの技術を試験する事と、どの状況下のどの程度の干渉が問題であるか測定する事を目的とするものである。「PIMRC 07」のための論文<ref>Performance of Macro- and co-channel femtocells in a hierarchical cell structure", Holger Claussen, Bell Laboratories Alcatel-Lucent, The 18th Annual IEEE International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications 2007 (PIMRC'07)</ref>で、オルガー・クラウセン(Holger Claussen)はUMTSフェムトセル/マクロセル干渉問題について述べ、干渉を管理するために「自動設定や公衆アクセスなどの必要不可欠な条件」が必要であると結論を下している。この場合「公衆アクセス」は、同じ周波数を使う(すなわち同じ通信事業者の)全ての展開済みフェムトセルは、誰からのアクセスでも認める必要が有るという事を意味する。これと同時に、もし利用者がDSLやケーブルによるバックホール接続の代価を支払っていれば、上位接続問題が有るのは明白である。これは低コスト呼び出しによって相殺できる可能性が有るという事が論文で提案されている。その他の論文<ref>"Effects of user-deployed, co-channel femtocells on the call drop probability in a residential scenario", Lester T. W. Ho, Holger Claussen, Bell Laboratories Alcatel-Lucent, The 18th Annual IEEE International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications 2007 (PIMRC'07)</ref>でLester T. W. Hoとオルガー・クラウセンは干渉を軽減するためにフェムトセル出力レベルを自動設定するための前提条件を示している。なおクラウセンの最初の論文では、アルゴリズムはマクロセル送信出力の知識を必要とする。それはフェムトセルを中心に(フェムトセルへの見通し距離を)構成する事を通信事業者に要求し、そしてそれはフェムトセルが設置された場所の知識を必要とする。彼の第二の論文では、Lester T. W. Hoはマクロセルとフェムトセル間の切り替えメッセージに起因し増加するネットワーク・トラフィックの問題を強調している。
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