「四国旅客鉄道」の版間の差分

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{{See also|JR四国の車両形式}}
 
JR化以降の車両は、私鉄と同様な[[鉄道の車両番号|車両番号]]を採用しており<ref>「キハ」「モハ」といった記号を使わないという点では、[[阪急電鉄]]・[[阪神電鉄]]等と同じである。</ref>、また「四カマ」などの[[電報略号 (鉄道)|略号]]の所属車両基地表記がない([[JR四国5000系電車|5000系]]は除く)。気動車には代わりに[[機関車]]と同じ区名票が付くが、電車にはない。当初はさらに保安装置の種別表記まで排除されたが、現在は[[自動列車停止装置|ATS-SS]]搭載を示す「SS」(一部車両はS<small>S</small>)の表記がある。これはATS-SS未搭載車と区別する意味合いがあった。一方、国鉄から承継した車両には、JR西日本と同様、「日本国有鉄道」の[[銘板]]が未だに残る(ただし、JR東日本から譲り受けた[[国鉄113系電車#JR四国|113系]]電車と、JR東海から譲り受けた[[国鉄14系客車|14系]]客車は除く。113系は長期間使うことを見越しているため、1987年のJR東日本発足直後に「JR東日本」の銘板に取り替えられていたのを、改修時に「四国旅客鉄道」の銘板に再び取り替えている。14系は購入時に「東海旅客鉄道」の銘板の撤去が行われ、会社の銘板は付いていない状態である)。
 
会社発足直後は、世界初の制御振り子式気動車[[JR四国2000系気動車|2000系]]や制御振り子式特急電車[[JR四国8000系電車|8000系]]、軽快気動車ながら独特の[[鉄道車両の座席|座席]]配置、[[電気指令式ブレーキ]]([[排気ブレーキ]]併用)を導入した[[JR四国1000形気動車|1000形]]、[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]のみの単行 (1M) から[[付随車]] (T) を2両連結した1M2Tまで編成の自由度を持ち、小型断面を採用した[[JR四国7000系電車|7000系]]など意欲的な車両を多数導入した。しかし、[[JR四国6000系電車|6000系]]以降の電車は、製造コスト削減のためJR他社の車両をもとに設計されたものが多い(6000系=[[国鉄211系電車|211系]]・[[JR東海311系電車|311系]]、5000系5200形・5000形=[[JR西日本223系電車|223系]]、5000系5100形=[[JR東日本E217系電車|E217系]])。これらの車両は主に瀬戸大橋線で使用される5000系電車を除き、予讃線の観音寺以西にある狭小[[トンネル]]の断面に対応させるため、[[集電装置|パンタグラフ]]折りたたみ高さは3,900mm以内に抑えられている。また、老朽車の置き換えのため、JR他社で[[廃車 (鉄道)|廃車]]となった車両(113系)を譲り受け、大改造して導入するなどのコスト削減施策も実施している。