「自動酸化」の版間の差分

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'''自動酸化'''(じどうさんか、Autoxidation)は、[[空気]]中または、[[酸素]]と[[紫外線]]の方または両方の存在下で起こる[[酸化]]で、[[ペルオキシド]]と[[ヒドロペルオキシド]]が生成する。古典的な自動酸化の例に、単純な[[エーテル (化学)|エーテル]]である[[ジエチルエーテル]]の酸化があり、爆発性のペルオキシドが生ずる。これは[[炎]]の上がらない遅い[[燃焼]]反応であると考えることができる。自動酸化は化合物を酸化誘導体に変換する重要で便利な反応でもあり、望まれない場所でも起こる反応でもある([[自動車]]の[[タイヤ]]の[[ゴム]]を破壊する)。
 
実際は全ての有機材料が自動酸化を受けるが、[[アリル化合物|アリル]]水素もしくは[[ベンジル基|ベンジル]]水素など不飽和な部分を持つものがとりわけ自動酸化を受けやすい傾向にある。これらは自動酸化によってヒドロペルオキシドとなる。