「アルギン酸」の版間の差分
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{{Infobox 有機化合物
| name=アルギン酸
| 構造式=[[Image:Alginsäure.svg|250px|center]]
| IUPAC=
| 別名=E400
| 分子式=(C<sub>6</sub>H<sub>8</sub>O<sub>6</sub>)n
| 分子量=10000 - 600000
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| 出典=
}}
'''アルギン酸'''(
など)が部分的に[[酢酸]][[エステル]]化されたアルギン酸を生成するが、これによる工業的生産はまだ成功していない。
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==構造==
ß-D-マンヌロン酸 (M) とそのC-5エピマーであるα-L-グルロン酸 (G) の2種のブロック(いずれも[[カルボキシル基]]をもつ単糖)が (1-4)-結合した直線状の[[ポリマー]]である。各ブロックの量比は起源により異なる。MとGが交互につながったブロックが最も柔軟性があり、中性に近い [[水素イオン指数|pH]] で溶けやすい。Gからなるブロックは固く、6残基以上からなるGブロックは2価カチオン([[カルシウム|Ca<sup>2+</sup>]]など)と安定な複合体をつくって3次元[[ゲル]]を形成する。またアルギン酸は低い pH で酸性の繊維状ゲルを形成する。これらのゲルの中で、分子間の結合をつくるのは主にホモポリマーブロック(MまたはGの繰り返し構造)であり、ゲル強度を決めるのはGブロックの含有比率である。
==種類==
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==利用==
日本ではアルギン酸が[[既存添加物]]とされ、アルギン酸[[プロピレングリコール]][[エステル]]とアルギン酸ナトリウムが[[食品添加物]]に指定されている(他のアルギン酸塩についても検討中)。国際的な整合性から2006年12月26日にアルギン酸カリウム・アルギン酸カルシウム・アルギン酸アンモニウムの
医療では、アルギン酸塩が歯科材料として、アルギン酸の繊維状ゲルが手術糸に、またアルギン酸カルシウムゲルは創傷被覆材に用いられる。
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