「南京 (映画)」の版間の差分

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[[ウディ・ハレルソン|Woody Harrelson]]<br />
[[マリエル・ヘミングウェイ|Mariel Hemingway]]<br />
[[ミシェル・クルージ|Michelle Krusiec]]<br />
[[ユルゲン・プロホノフ|Jürgen Prochnow]]<br />
Chris Mulkey<br />
 
Graham Sibley<br />
Sonny Saito<br />
| 音楽 =
| 撮影 =
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== 概要 ==
1937年末に旧日本軍が南京を占領した様子が、西洋人の視点から描かれている。映像では生存者の証言を集めたほか、当時[[ドイツ]]・[[シーメンス|ジーメンス社]]の南京支社長として赴任していた[[ジョン・ラーベ]]や米国人女性教師ワトリングなどが、南京に[[南京安全区]]を設立して住民20万人以上を虐殺から保護した行いを、ヨーロッパにおいてユダヤ人を[[ホロコースト]]から救ったドイツ人実業家の[[シンドラーのリスト|オスカー・シンドラー]]になぞらえ、「中国のシンドラー」と位置づけている。<ref>[http://japanese.china.org.cn/culture/2007-07/05/content_8484644.htm 米ドキュメンタリー映画「南京」 北京で試写会] - [[人民日報|人民網]]日本語版 2007年7月5日 </ref> また文豪[[アーネスト・ヘミングウェイ]]の孫娘の[[マリエル・ヘミングウェイ]]、[[ウディ・ハレルソン]]、[[ユルゲン・プロホノフ]]、[[スティーヴン・ドーフ]]、[[ミシェル・クルージ]]ら米国の著名人や俳優を起用し、欧米人の残した日記も読み上げている。
 
中国共産党中央委員会の機関紙[[人民日報]]によると、この映画は大量の写真や[[史料]]をもとに制作され、米国会図書館から当時に関する記録や多くの貴重なフィルムを発見している、としている。<ref name="Sundance">[http://www.pekinshuho.com/wh/txt/2007-01/30/content_54097.htm 米国サンダンス映画祭で「南京」上映] - 人民網日本語版 2007年1月29日</ref> また監督の2人は、中国および日本において80人におよぶこの事件の生存者を探し回り、そのうちかなりの人数がこの映画に実際出演している。<ref name="hollywoodreporter">[http://www.hollywoodreporter.com/hr/content_display/news/e3i4a4504d41787dd9225b465503aa98249 Leonsis newest 'filmanthropist' at Sundance] - hollywoodreporter.com 2007年1月22日(英語) </ref>
 
米紙[[ワシントン・ポスト]]によると、この映画のプロデューサーで当時[[AOL|アメリカ・オンライン]](AOL)の副会長であった[[テッド・レオンシス]](2007年末現在、名誉副会長)が、''The Rape of Nanking''を著した中国系アメリカ人女性作家[[アイリス・チャン]]の自殺をめぐる古新聞の記事を目にしたのが、製作のきっかけだったと同紙に説明している。監督の[[ビル・グッテンタグ]]は、[[アカデミー賞]]短編ドキュメンタリー賞を2度受賞している人物。