「上手と下手」の版間の差分

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Tuny (会話 | 投稿記録)
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'''上手'''(うわて)とは、ある物や人が、能力や思考の点で別の物や人よりも優れていること、あるいはある人よりも立場が上の場合のことを指す。「君は僕より一枚上手だ」など。対して、'''下手'''(したて)とは、へりくだって非好戦的な態度で接することを卑下することを指し、「下手に出る」という形で用いられる。
 
[[相撲]]で'''上手'''(うわて)とは、互いに同じ側の廻しを取り合った状態で、相手の腕の外側から相手の[[廻し]]を引いた状態のこと。また、その相手の廻しにやった手のことをいう。上手を取って投げるのを[[上手投げ]]などと言う風にも使われる。一般にはき手で上手を取った方が有利とされているので、これを嫌って「上手を切る」ことがある。対して、相手の腕の下で[[まわし]]をつかむこと。そのつかんだ手のことを'''下手'''(したて)という。
 
[[囲碁]]や[[将棋]]において'''上手'''(うわて)とは比較してより強い方、'''下手'''(したて)とは弱い方を指す。特に[[ハンデキャップ]]をつけた対局(将棋では[[駒落ち]]、囲碁では[[置き碁]])において、駒を落としている側、または石を置かせている側の対局者を上手(うわて)、駒を落としていない側、または石を置いている側の対局者を下手(したて)という。