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'''三好 京三'''(みよし きょうぞう、[[1931年]][[3月27日]] - [[2007年]][[5月11日]])は、[[日本]]の[[小説家]]。
 
本名:佐々木 久雄(ささき ひさお)。[[岩手県]][[胆沢郡]][[前沢町]](現・[[奥州市]])出身。[[岩手県立一関第一高等学校]]、[[慶應義塾大学]][[通信教育部]][[文学部]][[国文学科]]卒業。
 
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妻が[[子宮]]摘出を受け子どもを授かることができなくなった経緯もあり、友人で[[作家]]・[[社会学者]]として知られる[[きだみのる]]の娘を[[養女]]として迎え、その成長過程を描いた[[1975年]]出版の『[[子育てごっこ]]』で[[文學界新人賞]]及び[[直木賞]]を受賞し、これが事実上の文壇デビューとなった。
 
その後、養女との共著も出していたが、1990年前後、成人した養女が、性的いたずらを受けていたとして三好を批判する手記を発表して話題となったが、[[2004年]]に三好は[[夕刊紙]]のインタビューに対して「養女とはとっくに和解した」と答えている{{要出典}}
 
彼は数多くの教育論を刊行したが、養女の批判以後は少ない。小説には自身の[[教員]]体験や[[東北地方]]に題材を採った作品が多く、[[1987年]]に刊行された『遠野夢詩人』は、『[[遠野物語]]([[柳田國男]])』の話者、[[佐々木喜善]](佐々木鏡石)を題材にしている。また、奥州藤原氏を題材にしたものなど、平安-鎌倉期を舞台にした歴史小説も多い。
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* [[日本文芸家協会]]、[[日本ペンクラブ]]会員
 
==受賞歴==
*[[1976年]] - 第41回[[文學界新人賞]] (『子育てごっこ』)