「零式艦上戦闘機」の版間の差分

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:日本の艦上機としては[[九七式艦上攻撃機]]についで2番目。飛行時車輪を機体内に格納して空気抵抗を削減する仕組み。形式としては翼から胴体側に折りたたまれる構造であり、翼の構造がやや複雑になる反面、強度や安定性に優れており安全性は高い。
 
:米国から輸入したチャンス・ボート社製戦闘機[[V143ヴォート V-143|V-143]]の引き込み脚を模倣しており、カウリングや排気管回りなども参考にしていたため、零戦そのものがV143のコピー戦闘機であるという誤った認識が大戦中のみならず、現在でも一部海外で存在する。更には、外見や寸法が似ているグロスターF.5/34(降着装置が半引き込み式で、尾部のとんがりが少々長いが、外形、寸法、各種数値は酷似)をコピー元とする説もあるが、零戦の寸法は、翼面荷重や馬力荷重を九六式艦戦と同程度に収めるように決められた数値である。また、外見はともかく、内部構造としてはグロスターF.5/34は前近代的な鋼管骨組み構造であるのに対し、零戦は応力外皮(モノコック)構造であり、コピー説は否定される。なお、零戦では、尾輪も引き込み式となっている。
 
;定速回転プロペラ