「松平千秋」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
3行目:
[[岐阜県]]出身。[[京都帝国大学]][[文学部]]卒。[[1941年]]同[[講師]]、[[1947年]][[助教授]]、[[1958年]]京都大学[[教授]]、[[1962年]]「[[イーリアス]]第二歌の研究」で京大[[文学博士]]。[[1979年]]定年退官、名誉教授、[[京都産業大学]]教授。[[1986年]][[クセノポン]]『[[アナバシス]]』の翻訳で[[読売文学賞]]受賞。[[1988年]][[勲二等]][[旭日重光章]]受章。
 
[[エウリピデス]]のギリシャ悲劇を何編か訳したのち、[[ヘロドトス]]『[[歴史 (ヘロドトス)|歴史]]』、[[ホメロス]]『[[イリアス]]』、『[[オデュッセイア]]』の新訳を行い、のち岩波文庫版は、[[呉茂一]]の訳にとってわっら切り替えた。[[ラテン語]]にも通じた。
 
== 著書 ==
9行目:
; 共著
* ギリシア語文法 [[田中美知太郎]] (創元社 1950年)
* ギリシア語入門 田中美知太郎 <岩波全書>(岩波書店 1951年)(岩波全書 のち新版
* 新ラテン文法 [[原吉之助]]  (改訂増補版 南江堂 1972年)
 
== 翻訳 ==
* エペソス物語 ハプロコメースとアンテイアの恋 クセノポン (大翠書院 1948年)
* ヒッポリュトス エウリーピデース 世界文学全集 河出書房 1952年 のち岩波文庫)
* トロイアの女、バッコスの信女 [[エウリピデス]] 世界文学大系2 筑摩書房 1959年 のち、[[ちくま文庫]]『ギリシア悲劇全集』全4巻
* ギリシア喜劇全集 第1巻 騎士 [[アリストパネス]] (ギリシア喜劇全集1 人文書院 1961年 のち、ちくま文庫『ギリシア喜劇全集』全2巻
* ギリシァ劇集 田中美知太郎編 エレクトラ [[ソポクレス]](田中美知太郎編<ギリシァ劇集> 新潮社 1963年 のち、ちくま文庫)
* 世界古典文学全集 第9巻 アンドロマケ  エウリピデス (世界古典文学全集9 筑摩書房 1965年)
* 歴史 ヘロドトス 世界古典文学全集10 筑摩書房 1967年 のち岩波文庫全3巻のち改版され同ワイド版も刊行。
* 綱曳き [[プラウトゥス]] 世界文学全集2 講談社 1978年)
* 世界文学全集 1 オデュッセイア ホメロス (世界文学全集1 講談社 1982年 のち岩波文庫)
* アナバシス キュロス王子の反乱・ギリシア兵一万の遠征 クセノポン (筑摩書房 1985年 のち岩波文庫全2巻
* 仕事と日 ヘーシオドス (岩波文庫 1986年)
* [[ダフニスとクロエー]] [[ロンゴス]] (岩波文庫 1987年)
* ギリシア奇談集 [[アイリアノス]] ([[中務哲郎]]共訳 岩波文庫 1989年)
* ギリシア悲劇全集 5 アルケースティス エウリーピデース (ギリシア悲劇全集5 岩波書店 1990年)
* ギリシア悲劇全集 7 イオーン エウリーピデース (ギリシア悲劇全集7 岩波書店 1991年)
* イリアス ホメロス (岩波文庫全2巻、1992年)
 
{{DEFAULTSORT:まつたいら ちあき}}