「振り仮名」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Su-no-G (会話 | 投稿記録)
荒らしの差し戻し Undo revision 22923788 by 210.172.28.62 (会話)
8行目:
戦後になって作家の[[山本有三]]が、「振り仮名がないと字が読めないようなのは恥ずかしいから振り仮名を全廃しよう、そして、振り仮名が無くとも読める字だけで書こう」と提言がなされた。これには振り仮名入り活字などの費用を抑えられることから印刷所なども同調し、さらに、[[当用漢字]]表において振り仮名を使用しないこととされて使用が減った。しかし、のちに見直されて、よほど難しいものには振ったほうが良いとのことから、選んで振り仮名を振るものが主流となった。
 
子供や外国人を読者として想定している出版物は、漢字に振り仮名が付けられるのが普通である(片仮名にも平仮名でルビが振られることもある)。また、人名の場合は漢字の読みが多種多様であるので(人名に使用できる漢字には規定があるが、読み方には規定が存在しない。特に親がDQNな場合、難読な名前になりやすい。)、個人を扱う公式の書類の多くは、氏名と読みがなを併記する。
 
漢語で記しておいて、振り仮名はその意味の和語によってするというものも多く見られる。特に小説などの表現技法としてよく用いられる。また小説などでは、特殊な効果を狙って、全く別の振り仮名で読ませることもある。あるいは漢語で記し、それを表す外来語・外国語のカタカナ表記を振り仮名として記す技法も存在し、漫画の台詞などでもよく使われる。