「錯誤」の版間の差分

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===態様===
錯誤の典型とされてきたのが「'''表示上の錯誤'''」と「'''内容の錯誤'''」である(併せて表示錯誤という)。<br>
 
'''表示上の錯誤'''とは、誤記や誤談のことである。例えば契約書の購入代金の欄に「100万円」と記入しようと思ったが、うっかり「100万ドル」と書いてしまった場合が表示上の錯誤にあたる。ここでは100万円と記入しようという考えが内心的効果意思で、100万ドルと書いてしまったことが表示行為である。<br>
 
'''内容の錯誤'''は、契約書の購入代金の欄に「100万円」と書くべきだったのに円とドルは同じ価値だと誤解していたため「100万ドル」と書いてしまった場合がその例である。どちらの場合も表示と効果意思との間に齟齬がある。そしてその錯誤があることを知っていればそんな意思表示はしなかったし一般人もそうしないだろうというほどの食い違い、つまり'''要素の錯誤'''にあたり、かつ意思表示をした者(ここでは金額を書込んだ者)に非常な落ち度(重過失)がなければその意思表示は無効となり、契約も無効となる(上記設例では重過失が認定される可能性が高い)。
 
*[[ブーメラン効果#ブーメラン現象(刑法学)|ブーメラン現象]]
 
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[[Category:刑法]]