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=== 問題の結末 ===
{{修正|date=2008年9月}}
さまざまな問題点が何一つ解決されないまま、[[2006年]][[10月1日]]、ついにハルウララの競走馬登録が抹消されるに至った。抹消理由は「'''時効'''」。
引退当時、馬主サイドは「高知で引退式だけでも」との意向を示し、調教師サイドも同様の意向を示していた。だが、2年にもわたる不出走の末の引退は、馬主がいかに理由を付けようとも実態としては事実上の時効による自動的な競走馬登録の抹消の対象<ref>地方競馬にでは、一定の期間にわたって出走が無い状態が続いた馬については自動的に競走馬登録を抹消する制度が設けられており、この様な形で登録抹消となった馬は抹消理由について「時効」として処理される。この時効による抹消までの期間などの規定の詳細は競馬場毎に多少異なるが、高知も含む多くの地方競馬場で1-2年程度に設定されている。</ref>であるまた、1年以上出走していない競走馬については、こ毎年4月と10月のトラブルで競2回、馬場サイド主など関係者にも敬遠され出走を継続する事意思の有無になったかついて確認し、それも実現す出走意志があること場合、所定の手続きを行なくう必要がある。だが、ハルウララは「[[ホースセラピー]]」用としてこの調教をするという理由で出走継続の手続きが行なわれず、放牧先登録抹消の栃木県黒磯市から千葉県勝浦市に移送され対象となったものであった<ref>[http://www.sankei.co.jp/enak/2006/oct/kiji/03lifekochi.html 産経新聞 ENAK ハルウララ引退へ]</ref>。
登録抹消当時、馬主サイドは「高知で引退式だけでも」との意向を示し、調教師サイドも同様の意向を示していた。だが、2年にもわたる不出走が続いた末の時効による競走馬登録の自動抹消である上、このトラブルで競馬場サイドにも敬遠される事になったか、それは実現することなく、ハルウララは「[[ホースセラピー]]」用としての調教をするという理由で、放牧先の栃木県黒磯市から千葉県勝浦市に移送された。
この移送について、那須トレーニングファームの場長は、依頼されてハルウララを勝てるように仕上げたのに、馬主がレースにも復帰させず突然連れ去ったとし、「人間の都合で愛玩動物のように扱われ、可哀相」と批判した。([[週刊新潮]])
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