「営団7000系電車」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
232行目:
2008年[[7月]]時点では8両編成化された第3・9・13・15・16・19・20・27・28・29・30・31・32編成が副都心線専用、10両編成の第1・10編成の兼用編成が[[東京地下鉄10000系電車|10000系]]に準じたラインカラーに変更され、同線と有楽町線で運用している。
 
[[操縦席|乗務員室]]では運転台ユニットを10000系に準じたものへ交換し、[[マスター・コントローラー|主幹制御器]]の[[デッドマン装置]]付きのT形ワンハンドルマスコン化が行われた。また、乗務員支援用に[[鉄道車両のモニタ装置|車両情報管理装置(TIS)]]を設置し、運転台に表示器を新設した。従来は別々であった行先表示や案内機器・空調装置の設定機能もTISに集約した。
 
運転台上部には[[プラットホーム|ホーム]]監視用のモニター画面を設置し、視認性向上のためフロントガラスの遮光フィルム貼り付け範囲を拡大した。[[車掌スイッチ]]は電気保持式(リレー式)化、西武線内における[[ドアカット|3/4締切回路]]や、乗務員室仕切扉に[[オートロック|電磁鎖錠システム]]の追加を実施した。
238行目:
車外では前面の行先表示をドットの細かいものへ、側面は高輝度で交互表示対応品に交換した。前面表示は左から運行番号、種別、行先を、側面表示は種別、行先と号車を交互に表示する。[[警笛]]は空気式と[[トロンボーン]]笛を併用するものへ交換した。機器面では保安装置に[[自動列車運転装置|ATO]]装置の設置や[[ホームドア]]との連動機能などの追加を実施した。副都心線用改造車のうち第27編成以降ではクーラーキセに車外[[スピーカー]]が内蔵しているが、それ以前の車両は搭載していない。
 
客室においては2段表示式の[[車内案内表示装置|LED式車内案内表示器]]を千鳥配置で設置<ref>リニューアル工事で1段式のものが設置された編成は交換された。</ref>、自動放送装置の改良を実施した。これは[[東京地下鉄南北線|南北線]]の[[営団9000系電車|9000系]]と同じくワンマン運転用のメニュー機能があり、乗客へのマナー放送、異常時における乗客への案内放送・表示機能が付加されている。<!--メニュー機能があるのは9000系だけ -->さらにドアチャイムの音色も[[都営地下鉄]]などと同じタイプに変更された<ref>ただし、同局とは異なり、開時・閉時や山側・海側での音の区別はしていない。</ref>。なお、ドアエンジンについてはそのままである。また、非常通報器は乗務員と相互通話の可能な対話式への変更が実施されている。
 
また、前記したように中間車(番号の百位が6、7)が廃車されたこともあり8両編成(番号の百位が1、3、4、5、2、9、8、0の順)である。また、先頭部に<font color="#994C00">'''8CARS'''</font>ステッカーが貼り付けられている。なお、改造済み編成は副都心線開業まで運用に就いていなかった。現在、第33編成が8両編成への改造を施工しており、今後も全15本が順次改造される予定である。なお、7月時点で未施工の編成は6次車の第34編成である。