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[[室町時代]]の[[清原宣賢]]は、[[吉田神社]]詞官神道家[[吉田兼倶]]の3男だったが、明経博士だった清原家に養子として入った。宣賢は宮中に仕えて講義を行い、[[明経道]]を整理して多くの[[国学]]、[[儒学]]の論文著作をおこなった。 [[享禄]]2年([[1529年]])に宮仕えから身を引き、剃髪して環翠軒宗武と号し、学者としての活動に専念した。国学者・儒学者で歴史上屈指の碩学とされ、多くの著作がある。彼の著作物は現在も多く残されており、日本国学研究の基礎資料となっている。なお、清原家は4代後の秀賢から[[舟橋家]]を称したため、清原宣賢を「船橋[[大外記]]宣賢」と記した[[史料]]もある。
== 系譜 ==
'''凡例''' 太線は実子、細線は養子。
[[天武天皇]]
┣━━━━━┓
[[御原王|御原王]] [[舎人親王|舎人親王]]
┃ ┃
[[小倉王|小倉王]] [[貞代王|貞代王]]
┃ ┃
[[清原夏野|繁野王]] [[清原有雄|有雄]]
┃
[[清原通雄|通雄]]
┏━━━━━┫
[[清原海雄|海雄]] [[清原深養父|深養父]]
┃ ┣━━━━━┓
[[清原房則|房則]] [[清原元輔|元輔]] [[清原元真|元真]]
┣━━━━━┓
[[清原致信|致信]] [[清少納言|清少納言]]
== 参考文献 ==
*『新訂増補国史大系・尊卑分脉 第1篇』[[吉川弘文館]] 黒板勝美、国史大系編修会(編) ISBN 4642003622
*『新訂増補国史大系・尊卑分脉 第2篇』[[吉川弘文館]] 黒板勝美、国史大系編修会(編) ISBN 4642003630
*『新訂増補国史大系・尊卑分脉 第3篇』[[吉川弘文館]] 黒板勝美、国史大系編修会(編) ISBN 4642003649
*『新訂増補国史大系・尊卑分脉 第4篇』[[吉川弘文館]] 黒板勝美、国史大系編修会(編) ISBN 4642003657
== 関連項目 ==
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