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'''贋作'''(がんさく)とは、他者を偽る意図をもって[[絵画]]、[[彫刻]]、[[書]]などの芸術品や[[工芸]]品に似せて模倣品を作成すること、またその作品のこと。書物の場合は[[偽書]]とも言う。これに対して本物の作品のことを「[[真作]]」(しんさく)と称する。
 
贋作の歴史は古く、[[ストックホルム博物館]]にはエジプト時代の[[パピルス]]にガラスから宝石を作り出す方法が書かれたものがある。贋作の目的には金銭的目的・宗教的目的・権威付け目的・名誉目的・愉快犯などが上げられる。また広義では、名声を貶めるためのものも贋作に含められる。
模写、複製、[[レプリカ]]などは「贋作」とは言わないが、後日、本物と偽って扱われれば「贋作」と見なされることになる。
 
偽る意図のない模写、複製、[[レプリカ]]などは「贋作」とは言わないが、後日、本物と偽って扱われれば「贋作」と見なされることになる。
贋作の目的には金銭的目的・宗教的目的・権威付け目的・名誉目的・愉快犯などが上げられる。また、広義では、名声を貶めるためのものも贋作に含められる。
 
贋作の歴史は古く、[[ストックホルム博物館]]にはエジプト時代の[[パピルス]]にガラスから宝石を作り出す方法が書かれたものがある。
 
贋作を作成する人物は贋作家と呼ばれるが、これらの人物は裁判などでは「模写をしただけ」などの主張をする事が多く、単純な模写と専門技術を使った贋作との差が裁判の際には問題となる。
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== 関連項目 ==
*[[偽書]]
*[[春峯庵事件]]
*[[永仁の壺事件]]
*[[旧石器捏造事件]]
 
== 脚注 ==