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'''一品親王'''(いっぽんしんのう)とは、[[律令制]]において[[皇親]]に対して与えられた最も高い[[品位 (身位)|品位]]である一品を与えられた[[親王]]のこと。広義では一品を与えられた[[内親王]]('''一品内親王''')も含まれる。
 
== 概要 ==
一品親王には[[位田]]80町・[[品封]]800戸(『[[拾芥抄]]』では600戸)・[[資人]]160人が支給された。他に文学(ふみはかせ・親王のみ)・家令(いえのかみ)・扶(すけ)・大従・少従・大書吏・少書吏各1名が[[家司]]として派遣された。立場としては[[正一位]]・[[従一位]]と同様に扱われており、待遇としてはそれを上回った。また、正従一位と同様に[[太政大臣]]に就任する資格があった(ただし、生前に太政大臣に就任した一品親王はいない)。