「インディオ」の版間の差分

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インディオという言葉に侮蔑的な響きがあることから、現在は[[先住民]]のことを''ナティーボ'' (''nativo'',旧来の住人の意)や''プレイスパニコ'' (''prehispánico'', スペイン以前の意)、''インディヘナ''(''indígena'',土着の人)などということが多くなってきている。また、''カンペシーノ'' (''campesino'', 都市に住んでいない人)や''アンテセデンテス'' (''antecedentes'', 先祖)という表現をすることもある(いずれもスペイン語。ポルトガル語では、例えばナティーヴなど)。呼称と差別に関する問題については、[[ノート:アメリカ・インディアン]]も参照されたい。
 
[[1920年代]]頃より[[ホセ・カルロス・マリアテギ]]等を中心に[[インディヘニスモ]](先住民の復権)が唱えられるにつれ、先住民という意味の「''インディヘナ'' (''<font lang="{{Lang|es">|Indígena</font>}}'')」(ポルトガル語ではインディジェナ)という呼び方も普及していった。
 
既に述べたように、インディオという言葉には侮蔑的な響きがあり、差別用語であるともされる。[[ホセ・デ・サン=マルティン]]将軍がペルーを解放した時は、先住民をインディオと呼ぶことをやめるべきだといい、一世紀半後に[[フアン・ベラスコ・アルバラード]]将軍の革命政権はこの考えを実践して、インディオと呼ぶのをやめ、カンペシーノ(農民)と呼ぶことを定めた。現在、多くの国では一般的には先住民を表す時にはインディヘナの名称が使われる。しかし、当のインディオの側から自分達の歴史をインディヘナという言葉で消し去られるのは屈辱だという声も聞かれ、言い換えを拒否する動きもある。