「涅槃仏」の版間の差分

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また、釈迦の像には、誕生時の像、苦行時の像、[[降魔]](ごうま。悟る直前)の像、説法している時の像などいろいろなものがあるが、大別して立像・坐像・涅槃像の3種類があり、一説に立像は「出山(しゅっさん)の釈迦」に代表されるように、いまだ修行中で悟りを開く前の姿、坐像は修行して悟りを開かんとしている時(あるいは開いた直後)の姿、そして涅槃像はすべての教えを説き終えて入滅せんとする姿を顕すとされる。また涅槃像には、目が閉じているものと、目が開いているものがあり、目を閉じた涅槃像は、既に入滅した姿で、目が開いている涅槃像は最後の説法をしている姿を顕しているといわれる。
 
なお、[[1988年]]当時には、[[ソニー]]が自社製品の[[コマーシャルメッセージ|CM]]などにタイの寝釈迦像を(想像させる仏像を)登場させたことに、「仏教国タイの崇拝する信仰仏を商業広告に用いることは、敬な仏教徒の気持ちを侮辱するものだ」と、在東京タイ[[大使館]]を通じて抗議され、ソニー側も「仏像は単なる張りぼての像であり誤解は遺憾」としながらも、放送を取りやめた経緯がある。
 
==有名な涅槃仏のある寺院・史跡==