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'''鶴見 済'''(つるみ わたる、[[1964年
==人物==
大学時代に社会学者・[[見田宗介]]に出会い、その思想に影響を受ける。卒業後、大手電機メーカー
鶴見は一貫して、現代日本社会における「生きづらさ」の問題にこだわってきた。デビュー作の「完全自殺マニュアル」では、生きづらさからの究極の脱出法としての「自殺」をテーマにして物議をかもしたが、この社会がこれほどまでに生きづらいのだとアイロニカルに訴えた本でもあった。また[[1996年]]に出版された『人格改造マニュアル』(太田出版)では、薬物(違法薬物·[[向精神薬]]·[[市販薬]]等)·[[自己啓発セミナー]]·[[催眠]]·[[自己暗示]]等により「生まれ持っている人格を変革させる」ことで生きづらさを解消するという斬新な選択肢を提示した。(それから時間を経た現在、自らのブログで、薬物について「([[メチルフェニデート|リタリン]]について)依存性が無い薬だと書いたのは間違いだった」また「覚醒剤についても肯定的に書いたことを今は後悔している」と書いている。)
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