「シンセミア」の版間の差分

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== 概要 ==
阿部和重の出身地である[[山形県]][[東根市]]神町を舞台に、町と一族の歴史を描いた物語であり、50人を超える登場人物が交差する群像劇である。[[1999年]]から[[アサヒグラフ]]で連載を開始し、その後[[小説トリッパー]]うつ4年の歳月をかけて完成させ大作である。この小説は神町を舞台とした『[[ニッポニアニッポン]]』、[[芥川賞]]受賞作である『[[グランド・フィナーレ]]』と連なる『神町サーガ』の中心的物語である。
 
[[ガルシア・マルケス]]の『[[百年の孤独]]』や、[[ウィリアム・フォークナー]]の[[ヨクナパトーファ郡|ヨクナパトーファサーガ]]の影響も指摘され、書評家によっては[[大江健三郎]]や[[中上健次]]などの大家の作品とも並び称されることもある。評論家や作家からの評価も非常に高く、特に[[高橋源一郎]]や[[蓮實重彦]]などは「超がつくほどの傑作」と手放しで評価している。