「夏青青」の版間の差分

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新しいページ: '{{金庸人物 |呼名=夏青青 |姓名=夏青青 |称号= |小説=碧血劍 |門派=石樑派 |師父= |弟子= |血縁=金蛇郎君(父)<br />温...'
 
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== 概略 ==
容姿は美しいが、非常に嫉妬深く、わがまま。[[袁承志]]に対しては素直になれず、[[幼馴染]]の小慧(女性)のことを楽しそうに話す袁承志に対し、これから二度と小慧と会うな、などと無茶な要求をすることも多かった。また、あまり温家で育ったためか、殺人や盗みなどの悪事に対してもあまり抵抗ない。
 
[[江南]]の出身で、父親は'''金蛇郎君'''・[[夏雪宜]]。ただし、母の実家である温家が金蛇郎君と敵対していたため、父親を知らずに育つ。そのため、初期は温の姓を名乗り、'''温青青'''となのっていた<ref>中国では伝統的に[[夫婦別姓]]であり、子は父親の姓を名乗るのが普通。子が母の姓を名乗るのは、父が不明な場合(母が遊女の場合など)に限定される。</ref>。
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父親がいない、ということは青青にとって相当な[[コンプレックス]]となっており、感情が高ぶると「私に父親がいないからってバカにしているね!」だとか「どうせ私みたいに父親がいない人間なんて…」という台詞を口にすることが多かった。ただ、父が金蛇郎君だということを知ると、父のことを誇りに思うようになった。
 
成長してからは、[[盗賊]]まがいのことをしており、強奪した金品を温家に納めていた。本人が言うには、少なくとも温家に養って貰った異常以上に利益は出したとのこと。
 
[[1644年]]、[[李自成]]の軍資金を強奪したことがきっかけで袁承志と縁を持つ。このときになってようやく自分の出自を知り、温家を出ることになった。