「繊毛虫類起源説」の版間の差分

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*繊毛虫が進化の袋小路に入っているとの判断。根拠は希薄である。
 
このような観点から、彼は刺胞動物を多細胞動物の起源とする説を否定し、この類における放射総称を二次的な適応と見た。彼によると、刺胞動物の祖先は左右相称な動物であり、[[固着性]]に適応し、[[触手]]を発達させた結果として放射総称的な体勢となったと考える。実際、コケムシ類など固着性の動物には基本的に左右相称でありながらも放射総称的な構造のものが多く見られる。花虫類における体内に見られる左右相称性は、むしろ祖先の形が残っているものと判断するのである。また、刺胞動物の綱では花虫類が唯一[[クラゲ (体制)|クラゲ]]を出さないのも、より原始的であることの証拠と見なす。
 
== 繊毛虫起源説 ==