「横浜国際総合競技場」の版間の差分

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横浜市は2003年以来、総合競技場をはじめとする新横浜公園内各施設について[[命名権]]のスポンサー企業を募集していた。2004年10月7日、市は日産自動車と5年間総額23億5,000万円(推定)の条件で契約に合意し、公園内にある3施設の呼称を変更することが決まった。翌2005年3月1日から、総合競技場を「日産スタジアム」、隣接する補助競技場の小机競技場を「日産フィールド小机」、プール施設のスポーツコミュニティプラザを「日産ウォーターパーク」に、それぞれ呼称を変更した。市はこの命名権売却により、年間4~5億円にのぼる維持費の赤字解消を試みている。一方、日産は本社機能を2010年までに横浜市中心部の[[横浜みなとみらい21|みなとみらい]]地区へ移転するため、命名権の取得によって、総合競技場をホームとする横浜F・マリノスとの相乗効果による地域密着のアピールを狙っている。
 
通常、これら3施設については命名権により付与された呼称が使用されるが、国際大会など大会・興行のスポンサー以外の企業名称が使用できない場合は、正式名称である「横浜国際総合競技場」を使用する。一例として、この横浜国際では2002年以降、[[トヨタ自動車]]がスポンサーとなっている[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|トヨタカップ]]が開催されていたが、前述の通り呼称を「日産スタジアム」としたことで、FIFAの“企業名が入った競技場ではFIFA公式戦を開催することができない”という規定に抵触するため(一般にはトヨタと日産というライバル企業同士の絡みと認識されがちである)、2005年秋にトヨタカップを改組して行われることになったFIFA世界クラブ選手権(現[[FIFAクラブワールドカップ]])を開催する場合、この規定をクリアする必要が生じた。これに対応するため、市及び主催者は選手権期間中については呼称に正式名称を使用することとした上で、スタジアム内に掲出されている日産のロゴを覆い隠すなどの措置を執った(この措置は「クリーンスタジアム」と呼ばれる)。これにより、同年の選手権は[[豊田スタジアム]]、[[国立霞ヶ丘陸上競技場]]、そしてこの横浜国際の3会場を使用することが決定。横浜では3位決定戦ならびに決勝戦が行われた。この他、[[FIFAワールドカップ]]アジア最終予選のホームゲームも同様に「横浜国際総合競技場」の名義を使用した。このような措置は、同じく命名権により呼称を「九州石油ドーム」としている[[大分スポーツ公園総合競技場]]でも行われている。
 
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