「無文銀銭」の版間の差分

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'''無文銀銭'''(むもんぎんせん)は、日本最古の[[貨幣]]といわれている[[私鋳銭|私鋳]][[銀貨]]。実際には地金価値で取引されたと考えられるため、「貨幣」と認めるべきか否かは議論がある(江戸時代など後代になっても、[[豆板銀]]や[[丁銀]]等の銀の[[秤量貨幣]]が、西日本では使用されている)。
 
直径約3センチメートル、厚さ約2ミリメートル、重さ約8-10[[グラム]](古代の1両の1/4にあたる6銖に相当(1両=24銖))。今までに大和で7遺跡、近江で6遺跡、摂津・河内・山城・伊勢の地域で1遺跡ずつの合計17遺跡から約120枚出土している。