「斉一性の原理」の版間の差分

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「自薦の用心棒」の活躍を止めるためには、反論の動機も根拠も客観的であるとの姿勢を貫かなければならない。
 
==教育現場における斉一性の原理==
[[1990年代]]後半以降の教育現場では、[[子供の権利]]や、[[女性の権利]]に関わる場面で、斉一性の原理が発生している。ある教員が異議を唱えた場合、「みんな」の[[合意]]だとして、服従を強制される。
*[[体罰]]禁止
体罰自体は、[[明治時代]]から[[法律]]で禁止されている。しかし、一貫して[[ザル法]]であり続け、特に[[第2次世界大戦]]中は奨励されたりもした。[[1970年代]]から[[1980年代]]にかけての、[[管理教育]]の時代にも、黙認されていた。が、[[1995年]]前後に、急に「体罰はいけない」との認識が普及し、現在の教育現場では、暴れる子供を制圧することもできない。[[管理職]]に根拠を尋ねても、「理屈ではない」の一点張りになる。
*[[男女混合名簿]]
法的根拠はない。しかし、「[[男女]]の区別を敢えて教える必要はない」として、学校を挙げて推奨したりする。甚だしくは、「男子だけ、幼少期に別の敬称で呼ばれる理由はない」として、男子に対しても呼称を「さん」に統一し、管理職さえもこれに慣れようとする。
*[[ハーフパンツ]]の[[体育服]]
[[女子]]の[[ブルマー]]廃止と同時に、[[男子]]の[[半ズボン]]タイプの体育服も廃止され、ハーフパンツタイプの体育服に統一される。理由を尋ねても、後述する「子供を狙った事件の頻発」が繰り返されるばかりである。
*子供を狙った事件の頻発
[[殺人]]事件の[[検挙]]率が60%台の[[米国]]で起きた[[チャイルドミッシング]]が話題になってから、殺人事件の検挙率97%である日本との国情の違いを無視して、現実に存在する脅威として、教育現場で語られるようになった。[[少年犯罪データベース]]によれば、[[小学生]]以下を対象にした[[強姦]]事件の年間検挙数は、[[昭和ノスタルジー]]で美化される[[1964年]]には520件前後であったのに対して、[[2007年]]には50件前後、実に10分の1以下と言われる。
 
== 関連項目 ==