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'''ジェミラ''' (Djémila, جميلة) は、[[アルジェリア]]の北東の岸に近い山村である。村の名前は[[アラビア語]]で「美しいもの」を指す。それ以前の[[ラテン語]]での名称は'''クイクルム''' (Cuiculum) だった。[[古代ローマ]]時代の遺跡が良好な保存状態で現存していることから、1982年に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[世界遺産]]に登録されている。特に、山の地形に合わせて[[ローマ建築]]が持ち込まれた点に特色があり、劇場、2つの[[フォルム|集会場]]、寺院、[[バシリカ]]、アーチ、街路、住居群などが現存している。
ジェミラは[[コンスタンティーヌ]]や[[カビリ]] ([[:en:Petite Kabylie|Petite Kabylie]]) に隣接する地域にあり、アルジェリアの中でも、重要な歴史的価値を引き継いだ出色の古代遺跡を持つ村となっている。良好な保存状態のローマ遺跡群は、Harshの[[フォルム|集会場]]周辺に集まっている。この集会場は、舗装された正方形のもので、入り口には威風堂々たる門が構えている。
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