「ノース人」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Category
編集の要約なし
1行目:
[[Image:Carlb-ansemeadows-vinland-01.jpg|thumb|300px|ノース人の[[ヴィンランド]]入植地跡とされる遺跡、[[カナダ]]・[[ニューファンドランド島]]、[[ランス・オ・メドー]]]]
[[Image:Territories and voyages of the Vikings.png|thumb|300px|ヴァイキングの進出先、地中海から黒海・カスピ海へ、イギリスからアイスランド、北米大陸へ]]
'''ノース人'''(Norsemen)(Norsemen、Norse)とは、[[北ヨーロッパ|北欧]]全体に広がった古代[[スカンジナビア]]の人々(主にノルウェー人)で、[[ヴァイキング]]に含まれる場合もある。[[ノルマン人]]としばしも呼れる。スヴェア人(主にスウェーデン人)とは呼び名で区別されることもあるが、人種的にその境界はかならずしも明確ではないといっていい。
 
ノース人という名称の由来は「北方からやってきた人々(people from the North)」で、彼らは[[フィンランド]]をはじめ、西は[[カナダ]]や[[グリーンランド]]から、東は[[ウクライナ]]や[[エストニア]]にまで進出し、各地でノース人の国を作った。特に[[スコットランド]]に渡ったノース人は[[ケルト人|ケルト系]]民族と混合して、独自の[[スコットランドの氏族|氏族]]社会をつくった。
 
ノース人は[[北ゲルマン語群]]の[[古ノルド語]]を使っていたと考えられている。古ノルド語は、のちに[[デンマーク語]]や[[アイスランド語]]、[[ノルウェー語]]に変化をとげることになる。