「都市法」の版間の差分

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'''都市法'''(英語:'''City rights'''または'''[[:en:Town privileges|Town privileges]]''')とは、中世のヨーロッパで領主が領地内の町に与えた交易権や[[ギルド]]結成権などの諸権利(または法)のこと。これらの権利を得た町は周辺の町より力を持ち「[[都市]]('''City''')」とよばれた。また、自治権や課税権も与えられることが多かった。 '''都市権'''や'''都市特権'''と翻訳されている場合もある。
'''都市法'''('''としほう'''、{{lang|en|City laws}}, {{lang|de|Stadtrecht}})とは、[[ヨーロッパ]]に成立した[[法 (法学)|法]]の事。
 
== 主なドイツ都市法 ==
いわゆる中・東欧地域への'''都市法'''(ドイツ語:'''Stadtrecht''')の普及は、ドイツ植民以降のことであり、[[13世紀]]を頂点とする。
数多くの[[都市]]の建設、具体的な法による都市の[[地位]]の決定、といったことがなされた。
 
== 主なドイツ都市法 ==
* [[リューベック法]]([[1188年]]) - [[バルト海]]方面(エストニアから[[プロイセン]]など)の100以上の都市で適用された。[[ダンツィヒ]]など。''[[バルト・ドイツ人]]、[[ハンザ同盟]]も参照。''
* [[マクデブルク法]] - [[ブランデンブルク]]、[[シレジア]]、[[ボヘミア]]北部,[[モラヴィア]]、[[ポーランド]]の都市・村、[[ドイツ騎士団領]]([[ラトビア|ラトヴィア]])の都市・村、[[ベッサラビア]]、[[ウクライナ]]などで適用。[[ジトーミル]]など。
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* [[カリシュ法]] - [[カリシュ]]市
 
=== 関連項目 ===
都市法の分布からドイツ植民活動の流れが見えることもある。
 
== オランダ圏の都市法 ==
{{main|都市権 (オランダ)}}
 
== 関連項目 ==
* [[リューベック]]
* [[マクデブルク]]
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* [[特許状]]
* [[ドイツ植民]]、[[東方植民]](ごく僅かだがフランス,ベネルクス地域出身者なども含んだ)
 
* [[鉱山]]([[鉱山都市|-都市]])、[[金鉱]]/[[金山]]、[[銀鉱]]/[[銀山]]、[[銅鉱]]/[[銅山]]、[[錫鉱]]、[[鉄鉱]]
== オランダ圏の都市法 ==
* [[城壁]]
{{main|都市権 (オランダ)}}
 
== 関連項目 ==
* [[城壁都市]]
*[[帝国自由都市]]
 
{{DEFAULTSORT:としほう}}