「後手番一手損角換わり」の版間の差分

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矢刺幹人 (会話 | 投稿記録)
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'''後手番一手損角換わり'''('''ごてばんいってぞんかくがわり''')[[将棋]][[将棋の戦法一覧|戦法]]の一つ。
 
[[後手]]から、[[角行|角]]交換をして、手損をする戦法。(いままでは、手損になるので、[[先手]]からの交換だった))。なぜ、わざわざ手損をするのかというと、そうすることによって先手から、攻めるように仕向けるためである。
 
例えは悪いかもしれないが、短距離走で、後手ではいくらやっても競り負けてしまうので、先手のフライングを狙って、スタートのタイミングをはぐらかすような戦法である。
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==腰掛け銀==
 
[[角換わり腰掛け銀]]とほぼ同様。しかし、先手から見ると、手得をしているので、後手より早く組みあがる。つまり、上記のたとえからいけば、「位置について」「よーい」まで言われて、いつでもスタートできる状態なのに「ドン」が一向に言われない事で、攻撃の調子が狂うのである。そこで、思い切ってスタート(攻撃)をかけてみても、フライング(後手のいいよう)になってしまう。かといって後手が、完璧になるまで待っているのも、手得した先手としては生かしきれない。しかし、先手としては、指す手がないことも事実である。
 
==棒銀・早繰り銀==