「バララント」の版間の差分

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これに反発する者はギルガメス側に流れたが、国家体制としてもシステムとしても、欠点がないとは言えないとはいえ、ギルガメスの政治形態に比べてスムーズであり、更に首都星バランの衛星ミノータスにも首都機能が移転してあり、緊急時にはこのミノータスをバランから離脱させて運用できるほどに、首都星を二度も失い、現在の主星[[メルキア]]での状態からも、政治体制については脆弱ささえ見えるギルガメスよりも盤石にしている。
 
しかし、百年にも及ぶ戦乱故にバララント側の疲弊も決して小さくはなく、バララント政府も[[百年戦争 (装甲騎兵ボトムズ)|百年戦争]]末期におけるギルガメス側の[[アーマードトルーパー|AT]]開発により、豊富な資源と勢力圏を確保していた戦略に狂いが生じた部分も否めず、百年戦争末期はギルガメスに戦術と戦略運用面で押されており、アストラギウス歴7213年2月には重要な補給線である[[サンサ星]]を[[レッドショルダー]]の攻撃で壊滅させられ、休戦が急がされた。
 
== 技術力 ==
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ATだけではなく、それを利用した運用や、[[パーフェクトソルジャー|PS]]開発などに関しても、ギルガメス側よりも見劣りする部分があるものの、兵器の質ではなく、量によっての戦術が採られ、数による集団の戦いでギルガメス側を圧倒する事も多かった。
 
== [[百年戦争 (装甲騎兵ボトムズ)|百年戦争]]の爪痕 ==
百年戦争末期、攻勢に出たギルガメスによって、バララント側も多くの惑星で甚大な被害と多大な犠牲を出した。
 
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外伝作品の『[[青の騎士ベルゼルガ物語]]』でもバララント側の秘密結社であり、クリス・カーツが率いる「異能結社」が、主人公ケイン・マクドガルの前に立ちはだかる。カーツはケインの親友の仇であり、操るATの黒き炎(シャドウフレア)の正体は、バララント軍次期主力ATの試作機である。その周囲の量産ATであるポッド・ベリーも従来のギルガメスATでは太刀打ちできない性能を誇る。
 
また、ヒロインのロニー・シャトレはバララント側の少女で、改造ファッティーの「ファニーデビル」に乗って[[バトリング]]を行うが、『K’』でケインと同じギルガメスとバララントの両方の混血である旧姓劣等人種([[アーマードトルーパー#主な機体|ベルゼルガ]]と呼ばれる)であることが明かされる。
 
[[プレイステーション]]ゲーム版では、カーツ配下のバララント女性兵士のエリーナ・ラハウェが登場し、主人公のストーリーに絡んでくる場合がある。また、バララントに過剰な憎しみを持つギルガメス兵のシーラー・ラトリェと、バララントの攻撃に夫を殺された[[バトリング#マッチメーカー|マッチメーカー]]のツイード・コキーユといった面々がいる。
 
『絶叫の騎士』では、バララント側の数少ない生き残り兵士で、同じ旧姓劣等人種であるファビがバララント側新型ATであるグラバールで登場。ケインと共にレグジオネーターに立ち向かう。
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また、テレビシリーズ冒頭の1カットのみに登場したBATM-02-STの[[アーマードトルーパー#バララント軍機体|ブロッカー]]が、『鋼鉄の軍勢』では、敵ユニットとして登場する。
 
『野望のルーツ』と『[[機甲猟兵メロウリンク]]』、更に『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』には、ファッティーの陸戦用(グランドファッティー)が登場。『ビッグバトル』にはエクルビスの他、旧式バララントATのBAM-001-PTのビズィークラブ(オネストクラブ)も登場した。
{{装甲騎兵ボトムズ}}
<noinclude>