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== 物語 ==
ティタン神族の末弟[[クロノス]]は母[[ガイア]]の命を受けて父である[[ウラノス]]を倒し、神々の王となった。しかし、その際にウラノスによって自身も同様に子に倒されるという予言を受け、子が生まれるたびにそれを飲み込んだ。クロノスの妻[[レアー|レア]]はそれを悲しみ、ガイアに相談して闇夜の外で末子[[ゼウス]]を産み、石をゼウスと偽って持ち帰り、それをクロノスに飲み込ませたために助かった。
 
ゼウスは[[クレタ島]]で育てられ、成人すると母レアと知恵の女神メティスと共に、食べられた兄姉達の仇を打つことにした。ゼウスはメティスに命じ、メティスは自分の作った嘔吐薬を[[ネクター|ネクタル]](神酒)に混ぜてクロノスに飲ますことに成功した。クロノスはまず最初にゼウスと偽られて飲み込んだ石を吐き出し、続いて[[ポセイドン]]、[[ハデス]]、[[ヘラ]]、[[デメテル]]、[[ヘスティア]]と、飲み込んだ際とは逆の順で彼らを吐き出した。但し、一説によればメティスは関与しておらず、ゼウス自身がクロノスの背中をたたき吐き出させたという。