「ミカエル6世ストラティオティコス」の版間の差分

 

1056年、先代の女帝テオドラに嗣子がなかったため、その遺言によってテオドラの養子であり、[[元老院]]議員でもあったミカエル6世が皇帝として即位した。ところが、即位したミカエル6世は文治を優遇して軍事を軽視する文治政治を採用したため、帝国軍人の反感を買い、即位の翌年には反乱を起こされてしまった。皇帝軍も懸命に抗戦したが、イサキオス・コムネノス（のちの皇帝[[イサキオス1世コムネノス]]）率いる反乱軍に敗北を喫し、イサキオスの軍勢が[[コンスタンティノポリス]]に迫るとミカエル6世はイサキオスに皇位を譲って退位し、1059年に病死した。