「幸せな結末」の版間の差分

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大滝自身は、テレビの歌番組などで「幸せな結末」「Happy Endで始めよう」を披露したことはない。しかし、ドラマに出演していた松たか子は、バラエティ番組「[[LOVE LOVEあいしてる]]」の1997年[[12月13日]]放送回にて「幸せな結末」を[[カバー]]している。その際には、大滝によって新たにつけられた[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]も放送された。
 
なお、作詞の'''多幸福'''は大瀧とドラマのプロデューサーによる共同ペンネームである。<ref>2005年河出書房新社発行の文藝別冊「総特集 大滝詠一」に大滝と[[内田樹]]の対談「ナイアガラ・ライフ30周年!」が掲載されている。対談は同年8月16日に山の上ホテルで行われた。対談が大滝と[[松本隆]]の作詞の違いに及んだ際、大滝は「幸せな結末」の歌詞を挙げ、それを元に彼と松本の作詞の違いについて説明を行っている。大滝は歌詞について否定的に捉えているようで、「『今夜君は僕のもの』なんて死んでも歌いたくなかったんだから(笑)」と発言している(前掲書16P)。大滝によれば、松本の歌詞は「メリハリがあるし、『ここだな』という聴かせどころがあるから面白い」が、「幸せな結末」の歌詞は「詩の中にとっかかりがなく」、「ノペッとしたありものの継ぎ接ぎ」になっているとの事である。しかし、本人曰く「ああいうダサい歌詞の時が一番歌手としての力量が試された」そうである。また、大滝は歌詞が原因で同曲のヴォーカルの録音がうまくいかず、松本に作詞を依頼するべきだったと後悔したそうであ語っている。</ref>また、「Happy Endで始めよう」の作曲、編曲を担当している'''Bannai Tarao'''(多羅尾伴内)、'''Rinky O'hen'''は大瀧の変名である。
 
また、このシングルのセッションでは発売に至らなかった楽曲が少なくとも2曲存在しており、それらは「私の天竺」「陽気に行こうぜ」というタイトルで一度だけラジオでオンエアされた。