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== 登場人物 ==
[[かのこんの登場人物]]を参照
[[声優]]はドラマCD / アニメの順で表記。なお「-」はドラマCDには登場しなかったことを表す。
=== メイン ===
; 小山田 耕太(おやまだ こうた)
: [[声優|声]]:[[能登麻美子]] / 同左
: 本作の主人公。薫風高校1年(ただし小説第1巻の時点であり、第5巻からは2年。以下、ちずる・望・たゆら・あかね・おみ・みおは同様に第5巻より進級)。祖父と住んでいた[[田舎]]の高校から転校してきた。転校初日にちずるに呼び出され、そこでちずるが[[妖怪]]([[妖狐]])である事を知る。性格は温和で優柔不断。[[結婚]]するまでちずるとは健全な関係を保ちたいと思っているものの、ついついちずるに流されるままになっている。「あまえんぼさん」「おしりぺんぺん」「ちちまくら」「尾てい骨責め」など(それぞれに[[隠語]]が付けられている)、半ばプレイ化しているその行動から「小山田耕太ヘンタイ説」が囁かれている。現に学校内では「エロス大王」(この称号は後に「エロスカイザー」、「銀河エロス大帝」とレベルアップしていく)や「M・C・耕太」(揉みすぎだよ・乳を・耕太)など散々な異名を付けられている。たゆら曰く「経験だけは一丁前な激辛激渋お子様ランチ」。田舎にいたとき川で溺れた経験が[[トラウマ]]となり、泳げない。実は一番謎が多いキャラ(3巻にて八龍の1匹がいずれ神の力を得ると発言し、8巻にて妖怪・九院が「八龍を上回る力を感じる」と発言している。9巻では御方さまが「気の量はわしですらおよびもつかない量」と発言)。8巻以降禁欲できない体質(禁欲するとフェロモンに似たとてつもない量の気が全身から溢れ出し人間・妖怪を問わず男はKO、女は魅了される。ただし精神力に応じた耐性はある模様)になってしまい、最低1日5回以上のプレイとキスによる気の吸引が必要になってしまった。又妖術に対する耐性が非常に高く、1度目でもかなり軽減し2度目は完全無効化してしまう。小動物を思わせるちんちくりんな顔立ちだが身長は165cmでなお成長中。ちずると望によると外見に似合わず「大きい」らしく、実物を見たたゆらが突然敬語になるほど。また、「ビックマグナム小山田先生」(元ネタはビッグマグナム黒岩先生)という名前すら付けられている。
; 源 ちずる(みなもと ちずる)
: 声:[[川澄綾子]] / 同左
: 薫風高校2年。[[スリーサイズ]]はB:92/W:60/H:85。長い黒髪と[[巨乳]](現在も大きく成長中)の美少女だが実体は齢400年以上(自称)の妖狐で、しかもただの妖狐ではなく強力な力をもち独立した思考を持つ尾(「龍」と呼ばれている)を8匹従える「八龍」である(物語を経るごとに操れる龍の数が増えていっている)。自らの秘密を隠す意味で薫風高校に入学したが、転校してきた耕太に一目惚れして以来[[TPO]]を選ばず耕太にくっついてくる。いつも耕太を押し倒している事から周囲から好色淫乱だと思われがちだが、実は耕太と出会う以前は男に全くなびかなかった。但し以前は女の子に手を出していた過去があり、今でも校内の女子からは人気者(今は耕太一筋だが)。長年生きてきただけに様々な経験を経ており、「(表向き)18歳で運転免許試験場で実技試験一発合格」という離れ業も見せた(たゆら曰く「自動車が発明された頃から」運転もしていたらしい)。高校入り以前に人間社会で荒稼ぎした財産があるため、意外と大金持ち。たゆらと住んでいるマンションや耕太たちと海水浴に行った時の自動車などはすべて現金購入。耕太のために料理の腕をあげており、とくにきつねうどんはプロ級の腕。身長は173cm。
: 実は伝説の怪物・[[八岐大蛇]]を体内に秘めており数千年の時を生きてきたが、本人は400年より前の記憶をなくしている。
; 犹守 望(えぞもり のぞむ)
: 声:[[竹内美優]] / 同左
: 小説第2巻から登場。薫風高校1年。スリーサイズはB:77/W:53/H:79の[[貧乳]]。寡黙無表情な銀髪の美少女で、正体は人狼という狼の[[妖怪]]。朔という同族の(血のつながりのない)兄がいる。耕太のアイジン(愛人)を宣言し何かとちづるに張り合うが、耕太とちずるの仲自体は認めている。また第10巻ではちずるの危機に命懸けで救助を手伝うと共に、ちずるが大切な仲間であると吐露している。普段は人間の機微に疎いが、朔の[[エロ本]]などを参考に[[SMプレイ]]や[[コスプレ]]など様々な方面から(歪んだ)情報を入手しては耕太やちずるとの生活に乱入してくる。それなりに値の張りそうなマンションの屋上のペントハウスに一人暮らしをしている。私服という物を持っていないらしく、外出時は薫風高校の制服かジャージで通している。1食3~10人前を平気で平らげる大変な大食いで、特に肉料理が好物らしい。身長は156cm。普段から何を考えているか判らないようでいて、意外と思慮深くしたたかな面を持つ。実は北海道にある人狼たちの群れの長の娘で第7巻で新たな長になるよう打診されるが断る。本人は朔曰く「[[ニホンオオカミ]]の化身」らしいが、詳細は不明。
 
=== サブ ===
; 源 たゆら(みなもと - )
: 声:[[杉田智和]] / [[豊永利行]]
: 薫風高校1年。[[第二次世界大戦]]終戦直後に妖怪と化した化け狐。ちずるの義理の弟(ちずるに拾われた)で耕太の同級生。耕太と姉を「[[バカップル]]」呼ばわりするなどノリは軽く、クラスの人気者。姉に八つ当たりでボコボコにされてはいるが、妖狐としての能力は高い。本物は平気だがつくりもののお化けと絶叫系マシンが苦手。女性経験は豊富らしいが薫風高校入学直後にあかねに一目惚れしてしまい、以来あかねにはそれとなく頻繁にアタックするが毎回冷たくあしらわれている。結果として無視されたり殴られることも多いが「冷たいあかねもイイ!」「特別扱いしてもらっている証拠」と少々[[マゾヒズム|マゾ]]じみた思いを持っている。耕太がちずると交際することは寂しさ交じりで応援しているが、あかねに対して(無意識にせよ)何らかのアプローチを行うことは強く警戒している。
; 朝比奈 あかね(あさひな - )
: 声:[[斎藤千和]] / 同左
: 薫風高校1年で耕太の同級生。クラス委員長で「校則違反ですっ!」が決め台詞の[[眼鏡キャラクター|眼鏡っ娘]]。耕太とちずるの高校生にあるまじき交遊にいつも振り回されている。ところ構わず風紀を乱しまくるちずると望を掣肘できる唯一の生徒で、そのために「小山田耕太のただれた女性関係」のひとりに誤解される。興奮しすぎると周りが見えなくなる(たゆらを[[蟹]]の脚で刺殺しかけた)。耕太に好意とまではいかないが気にかけているようであり、またたゆらの気持ちに気付き始めている。色々と起きる不可思議な事件からちずる達の正体に薄々気付いているが、大切な友人として常に変わらず接している。酒乱。
; 佐々森 ユウキ(ささもり ゆうき)
: 声:- / [[世戸さおり]]
: 薫風高校1年で耕太の同級生。医者を父親に持ち、キリコとは幼稚園の頃からの仲良し。ベリーショートの癖っ毛に見られるようなおおらかな性格で、周囲のハチャメチャな環境を楽しんでいる。少年のような顔立ちだがキリコから教わった豊胸体操を続けた結果、バストサイズは親友のそれを上回っている。耕太の恥ずかしいあだ名は大抵ユウキが発端になっている。望の転入後は望にも興味津々で仲も良い。趣味はビデオカメラによる自作ライブラリ作成鑑賞。
; 高菜 キリコ(たかな きりこ)
: 声:- / [[宮崎羽衣]]
: 薫風高校1年で耕太の同級生。ユウキとは幼稚園の頃からの腐れ縁で、彼女からは「きーちゃん」と呼ばれる。冷静で醒めた性格だが親友のユウキにはつきあいがよく、いつも振り回されっぱなし。ユウキとは正反対に女性関係にだらしない耕太に冷たく、「見られただけで生理が止まる」「同じ空気を吸っただけで新たな性癖に目覚めさせられる」と散々な評価をしている。
; 七々尾 蓮(ななお れん)
: 声:- / [[門脇舞以]]
; 七々尾 藍(ななお あい)
: 声:- / [[仲西環]]
: 小説第5巻から登場。薫風高校1年で耕太の1年後輩に当たる。双子の姉妹で元はちずるの暗殺を仰せつかった葛の葉の刺客であったが、任務の失敗とともに耕太とちずるの「子供」になった。驚くほど容姿が似ていて、見分けはおさげの左右でしかつけられない。鎖を使った攻撃をする。アニメでは耕太たちの同級生で、毎日切羽詰った生活をしている「極貧姉妹」として登場する。小説版では葛の葉を裏切った為、支援が打ち切られ自ら生計を立てねばならない事が描写されているが、実は「ママ」のちずるの財力をあてにすれば楽に生活が出来ると知りつつそれを良しとせずに自活していた事が後に明かされる。とても息のあった双子で耕太とちずるを心から慕い、共に命懸けで守ろうとする。
; 桐山 臣(きりやま おみ)
: 声:[[近藤隆]] / 同左
: 薫風高校2年。その正体は風を操る能力を持った妖怪・[[窮奇|かまいたち]]で、「薫風高校の妖怪は番長に従うべし」という不文律を無視する源姉弟を仇敵視している。第4巻から薫風高校の[[番長]]を流星から受け継ぐ。耕太たちの交遊に嫌悪感を抱いていた者の1人だが、一介の人間ながら強敵と闘って成長していく耕太の実力は認めている。片言な喋り方をする。3人兄弟の末弟で兄と姉がいる。
; 長ヶ部 澪(おさかべ みお)
: 声:[[松来未祐]] / [[伊月ゆい]]
: 薫風高校2年。いつも臣に付き従っている。小学生と見紛うほど背が低く(そのため小学生に告白されたことがある)、華奢な体格をしている。その正体は[[カエル]]の[[半妖]]で、体から[[ヒーリング]](治癒)効果をもつ油(逆に毒になることもあるらしい)を出すことができる(ちずる達は「澪の油」と呼んでいるが、本人は嫌がっている)。オサカベ村の豪農の家に生まれて以来、父親によって座敷牢に閉じ込められていたところを臣に助け出されている。それまで名無しだったのを臣が名付けた(苗字は出身村の名前から、名前は臣の名前を入れ替えたもの)。臣に好意を持っている。普段は戦闘力は無いに等しいが臣が傷つけられると恐るべき力を発揮する。9巻において臣とたゆらを秒殺(秒コロスと表記されている)した臣の兄姉を逆に秒殺した。
; 熊田 流星(くまだ りゅうせい)
: 声:[[三宅健太]] / [[乃村健次]]
: 薫風高校3年。巨体と左目の十字の傷がトレードマークで、対外的には薫風高校の番長と見られている。その正体は熊の妖怪で神(キムンカムイ)として崇められるほどの実力者だった。第4巻で卒業したが「'''熊田 彗星'''」(くまだ すいせい)と名前を変えて新入生として再び薫風高校に入学し、新番長の臣に従っている。巨体に似合わず、趣味はノートパソコンによるオンライントレード。かつて「御方さま」と闘って敗北したことがあり、以来ともにお茶を飲んだり[[プロ野球ファミリースタジアム|ファミスタ]]に興じるといった交友関係をもっている。
; 砂原 幾(さはら いく)
: 声:[[下屋則子]] / 同左
: 社会科教師で、耕太のクラス担任。天然ボケが激しい。幼いときから御方さまという妖怪にとり憑かれており、[[二重人格]]者のように性格が変わる。葛の葉に所属しているが、ちずるの存在を隠すなどほとんど独立した行動をとっている節がある。妖怪たちの監査官をしている。
; 八束 たかお(やつか - )
: 声:[[松山鷹志]] / 同左
: 体育教師兼生徒指導担当で、強面で通っている。葛の葉に所属していて、妖怪たちの監査官をしている。八束家からは勘当されているらしい(しかし第8巻では幾に「家を飛び出て - 」と言っているので、勘当というよりは家出に近い)。相当の苦労人らしく、雪花とはそういった面で気が合うらしい。
; 犹守 朔(えぞもり さく)
: 声:- / [[風間勇刀]]
: 小説第2巻から登場。望の兄で、その正体は人狼という狼の妖怪。普段はバイクを乗り回している。昔ちずるとチームを組んでいた過去を持つ。元葛の葉だったが、現在は耕太の祖父・玄蔵や海神・海鳴りのカイ達と共に修行の旅に出ている。
; 三珠 美乃里(みたま みのり)
: 声:- / [[西原久美子]]
: 小説第3巻から登場。葛の葉に所属していて、何らかの目的で耕太とちずるを憑依合体させようと度々画策する。自称「耕太の妹」。普段は一見天真爛漫な幼い少女だが、得体の知れない腹黒な策略家。葛の葉では「造られた子」や「神の器」などと呼ばれている。鵺と憑依合体すると男性の姿になるが、女性の姿になる事も可能。また小説第10巻ではちずるの心を激しく動揺させて八竜を出させる為、耕太の姿になり、わざと自分を傷つけさせるという卑怯な手段を使った。
; 鵺(ぬえ)
: 小説第3巻から登場。葛の葉に所属している妖怪。基本的に美乃里と一緒に行動する。美乃里とキスをすることにより憑依合体ができる。また体の一部を別のものに変化させることができる。
; 玉藻(たまも)
: 声:- / [[進藤尚美]]
: 小説第3巻から登場。ちずる達の母親で、血はつながっていないが顔立ちなどはちずるに良く似ている。御方さまとは旧知の仲。[[白面金毛九尾の狐]]で強力な力をもつが、普段はおっとりしたたかでそうと感じられない。雪山の奥深くで温泉宿「玉ノ湯」を経営しているが、たまに人気のない海岸に[[海の家]]を開いたりする。耕太を気に入っており時々ちょっかいを出してはちずるに恨まれるが、実は2人の幸せを心から願っている。また、年のことを結構気にしている模様。
; 雪花(ゆきはな)
: 声:- / [[早水リサ]]
: 小説第3巻から登場。玉藻の経営する温泉宿で働く[[雪女]]の1人で[[忍者]]。律儀な性格。第7巻からは薫風高校の養護教諭として赴任する。養護教諭としての名前は'''雪野 花代'''(ゆきの はなよ。養護教諭の間は雪野花代になりきっているため「雪花」と呼んでも「雪花ではありません」と返す)。吹雪を操ったり、氷の刃を使用したりと戦闘能力は高い。忍者モードの時にはマフラーのような物を身に付け、口調が変わったり耕太の事を呼ぶ際に「小山田さま」から「少年」に変わる。玉藻に「熟女」とからかわれたりする。
; 御方さま(おかた - )
: 幾に憑依している妖怪。本名は砂女(すなめ)。正体は[[砂掻け婆]]。八千代の時を魂だけとなりながらも生き抜いてきた。代々、砂原家の当主に憑依している。葛の葉設立時のメンバーであり、組織内での立場はかなり高い。伝説の金属「[[ヒヒイロカネ]]」を持っている。
 
{{ネタバレ終了}}
 
== 小説 ==